2003年6月1日日曜日

日本庭園



最近私が訪れたある日本庭園です
池の周囲は石が配され,岸辺にはつつじやきゃらが玉作りにきれいに刈りこまれています

作庭の名人が作った庭園ではなさそうですが
それにしてもこの写真の中に、私には気に食わないことが2点あります

一つは左上方に見える棕櫚(しゅろ)の木です
棕櫚は日本にも自生していますが、椰子科の植物です
何となく南洋の島という感じで、日本式の庭園には違和感があり
個人的には好きでありません

それともう一つあるんです
あの真っ白な灯篭です

池のほとりにあの高い灯篭が立っている必然性がありません
ただ置けばいいってもんじゃないですね
まるであれでは灯台のようですね

日本庭園は、自然の風景を模して凝縮したものです
船着場のようなところ
橋の袂など
明かりが欲しいところにひっそりと置かれてこそ情緒があります

みなさんはどう感じますか?

いずれにしても
よその立派な庭園に勝手にけちをつけるのは失礼なこことは重々心得ていますが
ものの見方という観点から勉強の教材にさせていただきました
あしからずご容赦下さい

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