ラベル 盆栽以外の話 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 盆栽以外の話 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年1月29日金曜日

バージョンアップ

それまで数年間ワープロだったのが、PCを使うようになったのが2000年
3月にいじり始めて8月1日にこのホームページを立ち上げたことを覚えています

当時、ウインドウズは98だったような記憶があり
機種はNECのバリュースターだったでしょうか、その後に富士通のFMVも使ったような気がします

10年ほど前から我が家のPCは2台になっていて
1台は茶の間にあってオーナーはカミサンですが、一応家族全員用

さわるのは遊びに来る娘や息子とその家族
もちろん孫たちのゲーム用にも使われます

そして、もう1台は応接間にある私専用のマシン、わが「みやもと園」のホームページも
ここで作られているわけです

ところで、今使っているその主力マシンはあの悪名高きノロマのビスタで
しかもかなり老いぼれで、最近はちょくちょくフリーズする始末でした

いつダウンするかわからないPCに身を任せているのは
まったく不安なものですね

そんな訳で最近、追い詰められて我慢できなくなった私は
ついにPCの乗り換えを敢行したんです



さて、エイトは慣れるまでちょっと時間がかかりそうですが
ボケかかった頭と心にカツを入れるいい機会、と言っておきましょう

もちろん正直に言えば
少々ノロマで遅れていても慣れたバージョンの方が楽ですがね

でも、ここは食らいついていかねばなりません
いま遅れれば、差は広がる一方ですよ、なにせ世の中はすでにWindows10が当たり前ですからね



ところがです、パソコンの操作の方で戸惑っているのはまだ序の口でした

HP作成ソフトのホームページビルダーは
バージョン6であったのが何と、すでに20にまでアップされているではありませんか

世の中知らないうちに進化してるんですね
閉じこもって楽してちゃいけませんね(つくづく実感と反省)

こうなると、ほとんど別物のソフト同然ですね
まったくの初歩的な段階から入門するって感じです(追いつくのたいへん)

その他、写真加工ソフトのAdobe Photoshopも同じくで
私が10年以上使い慣れたバージョンは、既に跡形もなくなっているのです

というわけで、この10日ばかり
PCとアプリのすべてが新しくなってしまって完全に四苦八苦状態の盆栽屋.comです

以上近況報告でした

では!

2004年10月3日日曜日

信濃寒桜

今年の夏の日本列島は、異常な暑さとたびかさなる台風災害
それに一度に複数の人が殺される惨い事件が多発しています

そんな中でイチローの世界新記録達成!
あの冷静なイチローが頬を高潮させて興奮ぎみに語ったコメントが素晴らしかった

ー新記録の原動力はー
野球が好きだということですね。

ー周囲に期待されて苦しかったのでは-
やってる間にプレッシャーから解き放たれるのは不可能。背負ってプレーするしかない。
でも、ドキドキ、ワクワクとかプレッシャーが僕にとってはたまらない。

軽薄な管理人は、30歳の若者の言葉にも過剰反応
おいらも、がんばるぞーッ


信濃寒桜開花

一重の小さな花
ごく薄いピンクがかった清楚な花形

秋口からポチポチ先初め、寒中までの長い期間咲きつづけます
日本人の大好きな桜

富士桜、山桜、寒桜、緋寒桜などが盆栽樹種として一般的です
みなさんもレパートリーに加えてください

2004年6月11日金曜日

PC復旧

みなさま、長らくお待たせ!
やっとのことでPCとそれを取り巻く環境が復旧しました

GWに騒がれた、Win.XPの隙間をねらってインターネットから侵入するという新型ウイルス
これにやられたのです

私は常時接続ではなく、昔ながらのISDNでのんびりとやっていたのが間違いでした
ISDNではアップデートの新情報もつい後れがちになり、実行の時間もかかり過ぎるのです

そしてついには、インターネットに接続不能
これには参った! 慌ててADSLに申し込んだのですが、3週間もかかるんですね

焦りまくりながら、ひたすら我慢の3週間、やっと昨日の午後にADSL回線が成立
一気に元気になりました!

今回も助けてくれた友人のKさんが(20才年下・私のPCの師匠)が常々きつく忠告してくれてたんです
「早く常時接続にしなさい」って

その忠告を素直に聞かなかったバカな自分を反省
今度ばかりはホントに懲りました

みなさんご迷惑をかけました
Kさん、ありがとう

本人かなり反省しています
こんごともよろしくお願いします

--------------------------------------------------------------------------

楓筏吹き樹形

ここでご紹介する樹形は「筏吹き」
幹が倒れた状態から複数の幹が株立ち状に立ち上がっていますね

株元になる箇所は本来は幹だったのです
それが倒れて根と株元になり、本来は枝であったはずのものが幹となっているのです

「根連なり」樹形とは本来性質の違ったのもですが、
古木では根と根が絡み合って盤状になっていたりして、識別が難しいものもあります

楓筏吹き三幹    
右に傾斜した親幹と二本の子幹のバランスがいい


倒れた幹から四方に根が出て、すでに株元は盤状の雰囲気が出てきています
ここが筏吹き樹形の最大の魅力
向かって左の根が本来の幹の根だったのです


後ろにも根が出ていますね
このような根は長い持込により「甲羅状」になります

盆栽の樹形は自然界の中らかその模範を仰いでいます
「筏吹き」は厳しい自然で、「倒木」が新たに生まれ変わる生命力を表現した樹形です

2004年4月11日日曜日

一位の芽摘み

経費節減とのカミサンの厳命により、週末は季節外れの障子張りに追われました

狭い家なのですが、洋間なしの全てが和室なので障子の数が20本、欄間の小窓も8本

障子張りは超初心者、この本数、けっこう疲れました
しかし、その疲れに反比例してカミサンのご機嫌のいいこと、驚きました

それにしても、新しい障子はいいものです、部屋が急に明るくなりました
これからは、カミサンの機嫌に関係なく、自主的に取り組もうと密かに決心している次第です

------------------------

一位の芽摘みの時期です

一位の芽出しのようすはエゾ松と似ていますね
芽摘みの方法も一緒です


丸く膨らんだ芽が次第に伸びてきています
この芽出しの美しい季節が適期です、もったいない気がします


大きめの芽から順に指の先で引っ張ります
この場合に、ハサミやピンセットの金物を使わないことが大切です


柔らかい芽は間単に摘み取ることができます
これだけです

新芽を摘むことにより、徒長を防ぎ複数の新芽を出させ
同時に全体の芽の強弱を調整するのです

2004年2月16日月曜日

国風展でのこと

盆栽界の最大イベント、国風盆栽展が昨日で終了しました

さて、その4日目(2月11日)の午前中
上野グリーンクラブ向かいの東京屋弥生会館の駐車場でのこと

背後のシャッター音に気がついて振り向くと、野球帽にサングラス、おまけにマスク姿の体格のいいお兄さん
ん、ん、んーッ???

ヤバイ、強ソーッ!
(内心ややビビリぎみでした)



昨夜は東京弥生会館の大広間で行われた特別オークションでセリ人を務め
そのあと、広小路近辺を深夜までうろついていたので、まだボケボケのお疲れ

私の不審そうな渋い顔を見てください
後ろ姿は小品盆栽の湘風園の小宮さんです

そのうちサングラスにマスクのお兄さんが大声で笑い出し「おじさんッ、おじさんーッ」
その声を聞いて「あッ、またいっぱい食っちゃったッ」と思いました

そのお兄さんは、知り合いの歯科医の先生です、してやったりの嬉しそうな笑い
「せんせーいッ、ひどいよーッ」

先生はいつも変装してるので驚かされれいますが
こっちは変装の仕様がない!



というわけでここでにっこり、はいポーズ

先生は皐月盆栽の愛好者で、昨年の内閣総理大臣賞の受賞者です
その方が今回国風展に初挑戦の初入選

先生、おめでとうございます
あの黒松の中品、抜群でした、よかったー!

でも今度は準備万端整えて、一発逆転、復讐のドッキリさんを企んでいる私です
先生、覚悟しておいてー!

2004年2月8日日曜日

れんぎょう双幹

昨日は、隣組(35戸)の恒例行事の新年会(毎年2月第一土曜日)(会費2.000円・年季の入った手作り料理多数)
私はあいにく出仕事、カミサンも他に予定あり

午後1時開始で、私はやっと午後4時に到着
毎年のこと、宴は今を盛りと燃えておりました(おじん、おばんの脅威のスタミナ)

この新年会は約30年の歴史あり
ちょっとは誇れる我が隣組の結束力であります

住人としては最古参だが、始めてから20年間は私が一番の若輩者
今やっと中堅の下、よっておばんの人気は抜群ですよ

午後5時本〆
午後5時半から近所のスナックを貸切にして第二次会

これがまた凄い、夜中の11時までカラオケ75曲(くらい)
定年後の隠居とはいえ、現役時代に鍛えた胃袋はアルコールも呆れるほど

それでもお開きの頃には老タイガーが2頭ほど出現
例によってこれを計算に入れてある私は、中生1杯で自重していました、この後に運搬・配達係のお仕事があり

スナックから住居までは約400メートル
2頭の獰猛な老タイガーを小脇に抱え、奥様に手渡すまでは私の責任です

老たりといえどタイガーです、猫じゃありません、簡単には寝床へは直行しませんね
往生際悪く「あがれッ、あがれッ、オーイッ、酒もってコイ」といって叫びます


そんな訳で今日はお疲れ

今日は老タイガーズは二日酔なのでしょう
隣組はいやに静かです

-------------------------------------------------------------------

れんぎょう双幹

大木感のある本格的な主幹に子幹が愛嬌よく寄り添い、絶妙のバランスで
立ち上がりの力、枝順、枝打ちなど申し分ない魅力を持っています

れんぎょうのミニサイズとしては、かなりの高レベルの逸品です

さて、掲示板でお尋ねがありました
ご質問の要旨は、株立ち状になる性質の連翹を、どのようにして単幹の模様木に作るのか、ということです

盆栽に仕立てられている樹種には、根元から不定芽(やご芽)が出て
放置しておくと自然に株立ち状になるものがあります

れんぎょう、さつき、つつじ、ぼけ、長寿梅、百日紅、かまつか、がまずみ、姫柿、しょうびゃく、姫こぶし、梅もどきなどたくさんあります
やご芽が出ない樹種は、山もみじ、楓などが代表的です

不定芽の出る樹種は、苗を肥培して太らす段階で、親幹の足元からたくさんの不定芽(やご芽)が出ます
それを放置しておくと、株立ち状になり、親幹は不定芽に養分を吸い取られて太りは極端に鈍くなります

単幹に仕上げるためには、その不定芽を見つけ次第に残さず丹念に掻き取り
徒長したものは元から切り取り、親幹の方はやや徒長させながら肥培に努めるのです

親幹の模様や枝配りを同時進行で行うことはもちろんです
この繰り返しで仕立て上げていきます

親幹がある程度の太さや古さを備え樹勢も安定してくると
不定芽は自然に出にくくなります

写真のれんぎょうの子幹は、親幹が安定してから吹いたやご芽を利用して双幹にしたもので
初めからのものではありません


親幹と子幹の年代はかなり違います
このことからも、理解していただけますね

よろしいですか、不定芽が元から吹きやすい性質の樹種は
始めに親幹を作り上げ、それがある程度出来上がってから、不定芽を利用し子幹の本数を決めていくのです

2003年12月9日火曜日

友達紹介

自己紹介の欄でお話したように、私は神奈川県の生まれで
小学一年生で東京足立区に引っ越しそこで育ちました

19歳で親元を出奔し御徒町の友人宅に下宿すること4年余り
23歳の春に単身で松戸に移り住み、とうとう下総松戸の住人になってしまいました

ですから、子供時代の同級生や遊び友達が身の回りにいないんですね
あるときフトそのことを思い出すと、やや感傷的になることもあります
幼友達が身近にいたら、これも楽しいことだろうな・・・

それはさておきまして、現在の私にはいい友達がたくさんいます
上がりこんで一杯やるようなお付き合いをしているご近所友達だって、10人はいますよ
この10人だって、100メートル以内の「向う三軒両隣」の範囲でですよ
これって案外自慢できるんじゃない

もちろん盆栽を通じての市内のお友達もたくさんいます
私は業者で相手は愛好家ですが、何十年も気持ちよくお付き合いしていると
商売抜きの友達です

幼友達が身近にいない私には、何十年前の思い出話ができる間柄になった友達は
自分の生きてきた軌跡を確かめるためにも、何者にもかえがたい存在でもあります

前置きはこのくらいにして、きょうは私の大事な盆栽友達
芦田孝夫さんをご紹介しましょう

芦田さんは私と同じ年の施設園芸家で
今の時期はシクラメンの出荷時期で大忙しです


家の前の温室の一部
このような温室が10数棟あります
都市化された松戸市ですが、ここは別世界


芦田さんの作ったシクラメンの群れ
今年は天候に恵まれ、株の成長もよく開花も順調です


芦田さんご夫妻
ごらんのとおりきれいな奥様も働きものですよ
ご主人と一緒に男並みのお仕事も手伝います

誰にでも分け隔てなく接する公平無私な人柄は、信頼感十分
名実ともに松戸市の盆栽界のリーダーです
私もこのつれづれ草で、芦田さんの所蔵する小鉢を引用させてもらっています

2003年10月1日水曜日

約束履行

家族のある時期の写真を必要があってアルバムの中を探している最中に
いつか掲示板で、そのうちに頭髪のある写真をお見せしましょう、と約束したことを思い出し
そこで取り出したのがこの写真です

15年前に私のオフクロをを含む家族で箱根に旅行したときのもので
約束どおり頭髪があります
もちろん今でもないわけではない
もともと髪型には関心がないので、究極の髪型を選択しただけです

つまり完全落葉前に葉刈りを敢行したのです



この写真を見てまず思い出すの、葉刈りを実行した夜のことです
風呂場にて自らの手でしめやかに剃髪式を行い僧形に改めた私が
茶の間でテレビを観ている家族の前にヌっと姿を出すと

カミサンをはじめ娘と息子の三人が揃って、悲鳴にもならない異様な叫び声を上げ
娘なんぞは大声で泣き出す始末
その大げさな騒ぎようは、我が行為を責められているような当惑さえ感じました

そのうち息子が、つられてカミサンも笑い出し
最後に娘が泣き笑いに転じて、やっと私の心は安堵した次第です

ちなみにわずか一週間後に顔を出したお通夜の席で
坊さんと間違えられる珍事があったのです
みなさん出来すぎとお思いでしょうが、これはホントの話であります

2003年8月10日日曜日

台風一過

台風一過というと、高ーいさわやかな秋の空を思いだしますが
とんでもない、今日はギンギンの真夏日
強い陽射しに蒸し暑さも加わって、それはひどいものでした

ところで昨日は早とちりをしました
前の晩のテレビの天気予報は9日の午前6時の台風の予想位置を
東北地方に示していました

それを見ていた私は、朝の天気予報を確かめずに
台風はすでに通り過ぎた、と決め込んで仕入れに出かけたのです
ごていねいに、掲示板に台風お見舞いと関東はかすった程度でした、と書き込んで

家を出たのは午前9時ごろでしょう
幸いに上物に出っくわして余裕の出た私は、もう一軒と思い車を走らせました
ところが午前11時ごろ、突然に突風と激しい雨に遭遇、
なんだこりゃあと思ってハンドルにしがみつきました

目指す同業者のところへ着いても、車から出られないほどの大雨、大風
同業者も、よく出てきたね、とビックリ
それでも私はまだ正確な情報を知らずに、一過性の雨と風だと思い込んでいた始末

家に電話をかけると、うちのカミサンも例の天然ボケ
もう台風行っちゃったんじゃない
と、まったく感じてないんです
参った!

目ぼしい盆栽を避難させるように言いつけて
一目散に家に帰りました

幸い被害はゼロでしたが、盆栽屋にとって風ほど怖いものはない
のです

2003年7月6日日曜日

散歩とファミレス


(盆栽おばちゃんの作品より・桔梗他草物寄植え)

朝ふと思いついて、1km離れたファミレスへカミサンを誘ってみた
散歩兼用の朝食会のつもりだ

私は休業日を定めていない
自宅仕事は休日を定めにくいので、自分の都合や気まぐれでそのつど決めるのが
長年の習慣になっている
目が醒めたときから、今日は休みだ、と内心決めていた

カミサンは無類の散歩好きで、とにかく歩く
車はおろか自転車にも乗れないので、自分の足で歩くことを億劫がらない
散歩とファミレスのセットで誘えば、断るはずはない

日曜の朝は車が少なく、道が静かなのがいい
ファミレスへの道のりのあらかたはケヤキ通りで、歩道は加減よく半日陰が続く
歩きながらでもカミサンのおしゃべりはやむことはない
それを熱心に聞いてやるのが私の仕事
だが困ることに、カミサンの話に出てくる人々の名前と顔とが一致しない

ファミレスに入ると習慣的に喫煙席の方へ向かっていた
カミサンに注意される
そうだ、禁煙中だったけ、いけねぇ
だけど、喫煙席って煙たいねー、涙が出てくるわ

私は好き嫌いがないので、食い物ならなんでもござれで
同い年のカミサンも同じ
私は焼き魚の朝定、カミサンはパンと野菜スープのセットメニュー

食事をしながらもカミサンのおしゃべりは続く、延々と
ここが辛抱のしどころ
うそでもいいからだまし続けてーっ!(ある女性が亭主に浴びせた絶叫)
を教訓に、うそでもいいから、熱心に相槌を打つ
カミサンの機嫌は最高潮

一時間半の長~い朝食
これでカミサンの心中に溜まっていた一週間分のガスが抜けた~~っ

さてファミレスから国道6号線沿いに南下(東京方面へ)して
ホームセンターでちょっぴり買い物にお付き合い

その隣の友人のいる中古車センターに寄る
昔の私は、車は走ればいい派、であったが
息子が成人してからはやや反省、少しは知識を仕入れるようにしている

中古車センターはおもしろい
いろんな車種、ときにはクラッシックカーまであって、私にさえおもしろい
友人にお茶をごちそうになり、さようなら

帰路は桜通り、登り坂だが、健康だ、健康だ、と言い聞かせ
がんばりぬく
全行程4kmの散歩とお食事コースでした

それにしてもカミサンののどは丈夫である
全行程おしゃべりのしっぱなし
私は、ひたすら聞き役

家に着いたらもう昼ごはんの時間でした

2003年6月27日金曜日

捨て猫騒動



三日ばかり前から、台所に隣接した物置から子猫の鳴き声が
昼夜ぶっ通しでうるさくて眠れないほどです

誰かが捨てていったのでしょう、一見して飼われていた子猫です
腹が減ったのと寂しさで鳴き通しです、可愛そうに

捕まえてどっかの山の中へ捨ててこようにも、猫は簡単には捕まりません
参りました

その挙句に捕獲目的に警戒心を和らげるためと、鳴き止ますために
写真のように餌をやる始末とあいなってしまいました

追っ払ってしまえばいいのですが
隣の庭へと追っ払っても問題は解決しません

情が移らないうちに捕獲して山送りにするしかありません
一晩中鳴き止まずに参りました

猫は盆栽屋には向きません
盆栽で爪を研いたりオシッコをひっかけたり、大損害の恐れありです
猫は好きなんですが、飼うわけにはいかないのです

2003年6月18日水曜日

忘れえぬ人々1

私が若いころに親しく接した盆栽人たちについてお話してみます
浮世離れした、まるで落語に出てくるような愉快な人々です

まずは東京のMさんです

お洒落で”粋”な人柄で、おまけに凝り性です
盆栽には”惚れっぽくって飽きやす”いので商売はあまり上手とはいえません
つまり道楽七分で商売をしている人でした

人生観も簡単明瞭でこんなふうです
「いいかイ、宮本、おめーはな、いい人わるい人ってゆーけどな
おれにとってのいい人ってのはな
おれに親切な人かおれに儲けさしてくれる人だよ、その反対がわるい人さッ」

欲しくて仕入れた盆栽も、一月も売れないと飽きてしまい
遊びにゆくと「おれ、あれ飽きちゃった、半値でいいから持ってけよ」です

Mさんは着るものにも凝っていました

あるセリ場で、Sさんという同業者がMさんに言葉をかけました
「Mさん、わしの持ってるもんで何か欲しいものないかい?あったら買ってくれよ」

「あーあるよ、あんたの持ってるもんで一つだけ欲しいもんがあるんだよ、Sさん」
「何が欲しいんだい、何でも売るから買ってくれよ!」

「おれはな、あんたの着ていコートが前っから欲しくてたまんねえんだよ、売ってくれい!」
二人のやり取りを聞いていた私達はびっくりしました

もちろん盆栽の話をしているつもりのSさんが一番驚いたでしょう
自分の着ているコートを欲しがられるなんで、誰だって思わないでしょ

ところがSさんは
「うーんッ、Mさん、いくらで欲しいんだい?」ときました
とっさにMさんは三本の指を出して「30万で買おう!」といいました

かたずをのんでSさんの顔を見守っていると
「よーしッ、30万で売ろう!」とSさんは叫びました

寒中の寒いさなか、Sさんは潔く毛皮のコートを脱いでMさんに手渡しました
もちろんMさんは現金30万円をその場で支払いました

あとでSさんに聞いたところ、あの毛皮のコートは新品で100万円の高級品だそうです
2年ほど着たので古着ですが、着こなすほどに皮に味の出る品物だそうです
(それにしても帰り道はさぞ寒かったことでしょう)

他人の着ているコートを売れっていう方もいう方
それを目の前で脱いで売る方も売る方
どちらも子供のように無邪気なゲーム感覚です

Mさんはそのコートいまでも愛着を込めて着ています
これは飽きないようです

今は第一線を退いたMさんは大好きな骨董を趣味として
あいかわらず元気に夜遊びをもしています
よき人生かな!

私もずいぶんこの人にはお世話になりました

2003年6月4日水曜日

柿泥棒始末

昨日グミの実の話をして、子供の頃を思い出しました

私が育った家の近くに釣堀屋があり
その広い庭に、大きな柿の木がありました

その柿の実のおいしいことは近所の悪がきには知られていました
ときどき失敬して味見をしていたからです

しかし、そこのオヤジが怖くて簡単にはいきません
そこで悪がき5~6人と相談した結果、夜間決行ということになりました

庭に忍び込み、両方のポケットに大きな柿の実を突っ込んだ刹那
「こらーッ!」というオヤジの叱り声がしました

何と、庭の門はいつの間にか閉じられ
大きな白い秋田犬を従えたオヤジが退路をふさいで仁王立ちです

悪がきの来襲を事前に察知したオヤジが一枚上でした
待ち伏せの網に引っかかったのです

しかし、超敏捷少年だった私は、犬小屋の屋根に跳躍し
そこから高い塀に飛び移り、やっとのことで逃れました(忍者のごとし)

かねて示し合わせておいた集合場所へ駆けつけましたが
他の悪がきは全員捕獲されて、生還したのは私一人です

ややすると、同士達が帰ってきました
大きな柿の実を一つずつ持ち、全員が坊主頭にタンコブをこしらえていました

オヤジは捕獲した悪がきを整列させ、他人のものを盗むのは悪いことだと説教し
大きなゲンコツを叩き込み、柿の実を一つずつくれて開放したのです

オヤジは、一人だけ塀を乗り越えて逃げた悪がきがいることも知っていました
もし出頭しない場合は、明日にも小学校に知らせるとのことです

その頃の先生の怖さは、父親やお巡りさんにも匹敵します
覚悟を決めざるを得ません

私は両ポケットの二つの柿を友達に預け(ここがミソ)
釣堀の怖いオヤジの元に出頭しました

もちろん説教と、一発の強烈なゲンコツと、一つ大きな柿の実をもらいました
そして、隠した前の二つと合わせて、三つの柿の実をゲットしたのです

それにしても昔の大人は迫力あったたですね
いくら柿泥棒の悪がきとはいえ、小学生の頭にタンコブができるほどの
強烈なゲンコツをお見舞いするんですから(今では考えられないですね)

社会全体で子供達を教育する気概と習慣を持っていた時代だったんですね

釣堀のおじさんごめんなさい
そして、ゲンコツと柿の実ありがとう

皆さんのなかでこのような経験のある方はさっそく掲示板で懺悔して下さい!
http://www.number7.jp/bbs/TM1844/

2003年6月1日日曜日

日本庭園



最近私が訪れたある日本庭園です
池の周囲は石が配され,岸辺にはつつじやきゃらが玉作りにきれいに刈りこまれています

作庭の名人が作った庭園ではなさそうですが
それにしてもこの写真の中に、私には気に食わないことが2点あります

一つは左上方に見える棕櫚(しゅろ)の木です
棕櫚は日本にも自生していますが、椰子科の植物です
何となく南洋の島という感じで、日本式の庭園には違和感があり
個人的には好きでありません

それともう一つあるんです
あの真っ白な灯篭です

池のほとりにあの高い灯篭が立っている必然性がありません
ただ置けばいいってもんじゃないですね
まるであれでは灯台のようですね

日本庭園は、自然の風景を模して凝縮したものです
船着場のようなところ
橋の袂など
明かりが欲しいところにひっそりと置かれてこそ情緒があります

みなさんはどう感じますか?

いずれにしても
よその立派な庭園に勝手にけちをつけるのは失礼なこことは重々心得ていますが
ものの見方という観点から勉強の教材にさせていただきました
あしからずご容赦下さい

2003年5月14日水曜日

身近な自然

野山はもちろん街のなかでも一年のうちで一番緑が目に付く季節です
散歩のおりなどに人さまの庭をながめながら
いろいろと批評している自分に気がつくことがあります

住宅地の印象は各家の庭の手入れによって決まると思えます
手入れの行き届いた庭を持つ家並みが続くと、落ち着いた豊かな街に見えます
高級な家が並んでいることだけが高級住宅街の条件ではないようです

私の住む松戸市の隣に流山市があります
明治維新の戊辰戦争の折、新撰組の隊長近藤勇が官軍に処刑された街で知られています
江戸川べりの小さなひっそりとした古い市です

そこに江戸川台という街があります
江戸川台には「塀は生垣に限る」という約束があるそうで
すべての家の垣根は生垣です

30年以上前に造成された街なので、今となると家の造作は高級とばかりはいえません
しかし、家々はよく手入れされた生垣と庭を持っています
こんな落ち着いた街に住んでみたい、と思うようないい街です

街路樹や公園、庭や生垣、それに盆栽
街のなかの身近な緑は、なにより手入れが大切です
手入れが行き届いてこそ私達の目を楽しませてくれます

ブロック塀沿いに置かれたガーディニングのプランタンの中身がグッタリしおれている
そんな光景に出会うと、悲哀さえ感じます

さあーさーッ、我が家も、手入れだ、手入れだ!

2003年5月12日月曜日

春の句

きょう仕入れに出かけて柳の小品盆栽に巡り会いました
それも本格的樹形の半懸崖です
持ち込みも古く、思わず「ヤッターッ!」と心の中で叫びました
柳の本格盆栽は珍しいんです

近日中に頒布コーナーに掲載しますので楽しみにしていてください

ところで、その柳の盆栽をしげしげと眺めながら思い出したことがありました
私は20代の後半に知人に誘われ、柄にもなくある句会へ半年ほど参加したことがあります
その句会であるとき、芽柳、うららか、春風の三つの春の季語が取り上げられてました

そのときの句だけはなぜかいまでも覚えているのです
柳の盆栽を眺めながら思い出したのはその俳句です

ここまで言ってしまったので我が駄句をご紹介しましょう
ちなみに私の創作活動は、その半年間で終わったまま現在に至っています

春風や 園児の列の みぎひだり

芽柳や 堤はるかに 七曲り

読経の ふとおかしくて うららなり

参加者の誰も誉めてくれなかったことも覚えていますが
どうしてこの三句だけ記憶しているのかも不思議なんです

春風や たがのはづれし 桶のざま   真砂女

辛うじて 芽やなぎ水に とどきけり   万太郎

行き合うて 隔たる堤 うららかに    汀女

歳時記より抜粋しました
やはり情景がいきいきとしてますね

お恥ずかしいーッ!

2003年5月2日金曜日

狛犬(こまいぬ)



きのう久しぶりに布施弁天へ参詣にいってみました
隣の柏市の北のはずれの田園地帯にあって、高台にある本堂から200メートル先には
若草色の利根川の土手が長々と東西に横たわっています

何度も訪れている場所ですが、今日は境内に幾つもある小さなお堂や水舎の柱の彫刻に注意してみました
天井に近い柱に狛犬の彫刻があります
材質はけやきです

かわいい顔をしていますね
雲と牡丹の花があしらわれています
江戸末期の建物ですから約200年経っています

けやきは長持ちするんですね
狛犬も盆栽と同じように時代感が満ちています

幾つかのお堂を眺めてみると、狛犬の顔の表情やデザインがそれぞれ違いますし
手の込み具合も違います

どんな小さなことでもよく観察するとけっこうおもしろいものです
盆栽展を見学して、小さな草物盆栽の可憐さが一番印象に残った経験があります
狛犬を見ながらそんなことを思い出していました

2003年4月2日水曜日

桜通り


(3月31日撮影のわが町の桜通)

きのう今日あたりが桜の盛りのようです
一昨日の朝方撮影したわが町の桜並木はまだ五分咲きでしたが
今日はほぼ満開になりました

この桜並木は樹齢25年ほどで、染井吉野としては花の色が一番いいころでしょう
条件にもよりますが、樹齢20年から35年くらいが花の色の鮮やかな時期だと思います
あまりに老木になると花の色艶がややあせてくるような気がします

話は変わりますが、私の一番の心配は、ご覧の通り歩道が狭いことです
あと10年もしたら桜の幹が太って、人が歩くのに不便になっちゃうことは目に見えています
いまから私一人で心配しています
道路を管理する役所のお偉方はわかってるんかな?
そのへんのこと

まッ、やぼはいわずにお花見しましょうか!

2003年3月16日日曜日

近況報告

5年前に嫁に行った娘が年に一度、孫娘をつれて長期の里帰りが習慣的になっていました
年末から正月にかけて約1ヶ月というのがノーマルなスケジュールです
転勤族の娘の亭主の事情ですが、これはこれで私達の年に一度の楽しみでもあります
しかし、今年は事情がやや異なっていました

年末から正月にかけて3週間の滞在に続き
再び2月の初めから1ヶ月、我が家に二人が滞在したのです
理由は亭主の転勤です

この時期は盆栽屋にとってけこう忙しい時期なんです
まずは国風盆栽展、それに続く春の作業の準備等々
本格的盆栽シーズンの幕開けの時期です

孫はもうすぐ4歳になります
これがかわいい!
憎らしければいいのだが、かわいいからこそ、これには参る!
仕事にならないんですね

ある夜、娘と一杯飲んだ折に
こんどの転勤先の住居と孫の幼稚園が思うようでなという理由で
あと1ヶ月くらいの逗留を画策しているらしい娘の心中を察した私は
暗然となりました

これ以上いられたら、仕事にならない!
我が家はハチャメチャになっちゃうぜ!
パソコンだって孫にじゃまされるばかりだもん!

ということがらがありまして、しばらくHPの更新も思うようにならなかったというのが実情ですが
なんとか13日に帰りました(ホッ、ホッ、ホッ)
成田空港まで送るのは私の役目ですが、嬉しかったですね!
寂しいなんて微塵も感じませんね!
これで明日から仕事ができる!
車の運転も弾むようでしたよ

ということで、しばらくご無沙汰しましたが、これからがんばります
よろしく~ッ!

やっと平穏無事な日常がやってきました
以上近況報告です

2003年1月20日月曜日

盆栽会新年会



昨日(19日)は日本盆栽協会松戸支部の新年会
総勢24名の出席です
酔っ払わないうちに記念撮影
だからみんなけっこう真面目な顔してます

前列中央の丸顔のずんぐりした人が会長の真嶋さん
この料理屋の女将が私のデジカメで撮影してくれたので
珍しく私も入れました

一昨年創立30周年記念展示会をやったので、今年で32年目
それでも創立以来のメンバーが10人近くいますよ
振り返ってみるとすげーことですね

職業もいろいろ
市会議員から会社の社長、お医者さん、大工さん、お寿司屋さん、刃物屋さん、造園屋さん
園芸農家、もちろん定年のご隠居もいます

私の役目は、あくまで皆さんの盆栽趣味のお手伝い
これからもそれに徹していくつもりです

ここでは市会議員も社長も関係なし
平等が売り物の趣味の世界
コンパニオンの綺麗どころも呼んでありまして
ワイワイガヤガヤとにぎやかに盆栽談義に花が咲いて大宴会

二次会はいわずとしれたカラオケでした

うらやましいでしょー!