2002年7月27日土曜日

取り木発根


出猩々もみじの取り木が発根しました
もみじも種類が多く、中には発根が遅いものもありますが
山もみじの変種である出猩々は、根が出やすい方の部類です

もやしのように垂れ下がっているのが新根です
これは取り木後約一ヵ月半の状態です



うじゃうじゃ出てます
このくらい表にでてくるのは、内部ではかなりの数の根があると見ていいです

みなさん、取り木やったことありますか?
うん~と得した気分になりますよ
また、安価な素材から名木をゲットする貴重な技術です
盆栽やってて取り木知らなきゃ、損、損、損!
おぼえてね~

2002年7月16日火曜日

盆栽屋.comの棚



自分の庭を紹介するのは、なんとも気恥ずかしいんですね
何故って、あまりに雑然として片付いていないから
それに、手入れも行き届いていないのが、バレチャウ!

しかし、ホームページを開設してこの7月31日でマル二年になり
みなさんとも長~いお付き合いになってきました
近親感を深めるために、思い切って、一部公開!


写真の奥の方は見ないでね
メッチャ散らかってるから

公開の目的は、ミニ盆栽の管理法を伝授するため
我が家の散らかり具合をお見せするのは、その目的ではありません(しかし、隠せない!)
稲の育苗箱に桐生砂や赤玉土を入れて、そこへミニ盆栽を半ウヅメ状態にしてある
これじゃなくっちゃ、夏はもたない!


ちなみに、この棚の高さは85センチ、幅は1メートル10センチ、長さは4メートル
大盆栽でも使えるようになってます
土台は鉄筋入りのコンクリート棒を使っています(プロにやってもらった、水平が大事だから)

ん~?
背景の人物はだれじゃ?
残念!お客様ではありませんでした
住宅ローンの集金に来た信用金庫の外交さんでした(バイクにヘルメット)

以上でした

2002年7月14日日曜日

東福寺鉢2態




東福寺手捻り丸鉢

この手の鉢としては珍しく「わらじ落款」です。わらじ落款というのは
業界用語で、楕円の囲みのことをさします。その中に東福寺と記してあります
東福寺中期の作品です
使い込みがいいので、品よく時代感があります




東福寺焼きしめ丸鉢

東福寺中期の作品です
黒泥に近い非常に渋い土目で、わずかに艶出しの透明釉が施してあります
土のよさで眺められます
落款は東福寺と押し落款(ハンコウ落款)が小さく記されています

2002年7月11日木曜日

出猩々もみじその後



4月にネット盆栽教室で針金をかけた出猩々もみじ

元気でどんどん伸びています
盆栽を作る過程では、このよなときも必要です
こんなときは、枝も幹も太ります
そろそろ針金が食い込んできました
丁寧にはずします
これ以上食い込むと、将来、傷跡が残ってしまいます


幹の前面に吹いた不要な芽だけ取ってやりました
ネット盆栽教室を訪ねて、写真を比べてください
このもみじは、秋まではこのまま枝を放置して、肥培に専念します

2002年7月8日月曜日

百日紅と水石



樹高17cmの細幹の百日紅に古谷石(ふるやいし)を配してみました
百日紅の樹齢は10年以上経っています
石は遠山形(とおやま)とよばれる、はるかに遠い山の景色を表しています
解説は後でします
みなさんのご感想を掲示板にお願いします
いいことばかりじゃおもしろくありませんよ
遠慮なく批評してください
お待ちしていますよ
厳しくいこう!

http://www.number7.jp/bbs/TM1844/(2017.9.21現在ではリンク切れしています)

解説(主に反省点)

1 百日紅がやさしい姿なので、卓台(しょくだい)もやわらかい感じのものがいい 
  地板(じいた・足のない板状の卓台)もいいだろう
2 山は遠山(とおやま)の姿をしているので、遠近法からいっても奥に飾った方がいい
3 その場合、全体の調和のために、石の向かって左の前方に小さな草ものを添えるといい(石が真ん中の後方になる)
4 両者の向きはこれでいい(向かいあっている)、強弱、大小もけっこう
5 イメージとしては、遠くに山が見える里の風景です

みなさんけっこういい線の批評をされていました

2002年7月1日月曜日

前後賞景品

(盆栽屋.comの)次のアクセスカウンターのゾロ目は下5桁が2です
122222となります
その時の前後賞の景品を用意しました
(じつは忙しくて1ゾロの景品を三人の方に送ってないんです、ごめんね)
キリ番はいつものようにして、前後賞は下の草もの盆栽ではいかがでしょう
いずれも持ち込み品です

いたどり

苔の山です
景色があります


岩蓮華
もう少し持ち込むと「鉢こぼれ」の風情が出てきます

みなさん、チャンスです