2002年10月31日木曜日

水石オークション

日本水石組合主催の水石オークションが
10月28日、上野グリーンクラブで開催されました
その模様をお知らせします


出品点数約1,000点、役員は朝7時の集合です
午前9時には下見(したみ)のお客様がポチポチみえます

たくさんあるでしょ!
もとは河原や山で採取(ひろった)石ですが
ひとつとして同じ形のものはありません


盆栽と同じように、水石にもミニがあります
飾りを引き立てる添配もの(てんぱいもの)も出品されています


このおじさんたちは業者です
あれか?
これか?
とめぼしをつけて、いろいろ吟味しているんです

ときにはヒソヒソ話もしていますよ

昔から盆栽と水石の趣味は一体のものです
河原で拾った石がなんともいえなく可愛くて
そんな経験ありませんか?

この項つづく

2002年10月28日月曜日

日本盆栽作風展審査風景 付録


審査の開票風景です
前列が審査員の先生方
学識経験者、盆栽界の相談役クラス、などによって構成されています

黒板には点数が書き込まれています
後ろに居並ぶ出品者は、ハラハラドキドキ

同点で再投票ということも、けっこうあります
それでも決着がつかないときは、くじ引きです!
今回もありましたよ

出品者を見ると、緊張で目が真っ赤に充血している人、真っ青な顔で目が座っちゃってる人
自信たっぷり余裕の人、いろいろです



内閣勝利大臣賞を勝ち取った「島さん」です
審査員の先生方に、とりあえずご挨拶です

太っている島さんは、審査の最中、汗ポタポタでした
決定後、おめでとうと祝福して握手をしました
その手が緊張で汗ばんでいました
嬉しそうでしたねー

島さんは、私と同じオークションの担当で
先日の研修旅行も一緒でした
盆栽にかける情熱は底知れないものを持っていますね


さつき盆栽部門で受賞した水越君もご挨拶
周囲には熱き戦いが終わったあとの、一瞬の静寂が感じられました

2002年10月27日日曜日

日本盆栽作風展審査風景 4

日本盆栽作風展の審査方法を簡単に説明します

1 全出品作品の中から、予備審査により各部門から3点ずつが選ばれる
  (この3点にノミネートされるだけでたいへんです)
2 本審査により、全体の中で一位の作品に内閣総理大臣賞
3 松柏部門の第一位に文部大臣賞

というふうに各賞が決まります
さて各部門の受賞作品をご紹介しましょう


内閣総理大臣賞に輝いた黒松
全出品作品のグランドチャンピオンです
樹高60cmくらいの非常に古い木で
足元から幹の曲と皮肌の古さ、枝の雅味
そして、風格、申し分ない名品です


文部大臣賞の五葉松
松柏部門のトップです
厳しい自然の風雪に耐えて生き抜いてきた生命力を感じる作品ですね


毎日新聞社賞に輝いた楓の石付
石付や寄せ植えなど、創作盆栽の部門のトップです
密な小枝に作者の丹精のあとがうかがえます
葉性が細かいですね
さらなる発展が期待できます


中品部門(樹高40cm以内)のトップは
この初雪桂
みごと環境大臣賞受賞

木の古さと、葉のきれいさに心奪われる作品です


寒桜
雑木(落葉するもの)のトップです
農林水産大臣賞を獲得
新春の開催時期に花を咲かせれば、会場の一番人気になりますね


皐月盆栽の部門のトップは日本花いっぱい協会賞
木もいいけれど、使っている鉢が見事な時代物でした

2002年10月26日土曜日

日本盆栽作風展審査風景 3


さて、一階では審査と同時進行の形で、朝から写真撮影が行われています
こうもり傘の形をした反射板がおもしろいですね



大きな盆栽は扱いが大変です
各地の盆栽園の研修生などがその役目です
展示会の手伝いなどをしながら、盆栽の扱い方や飾りつけなどを身に着けていきます

もっと奥へ、ほら手を挟むなよ!
よいっしょ!


カメラさんはもちろん専門のプロ
露出計をつかって慎重に1点1点撮影していきます

盆栽の撮影はかなり特殊で難しいそうです
枝葉の奥の影の部分の扱いが、特に大切だとききました
適度な奥行きと陰影が必要ですから、その点がポイントだそうです



小品部門に出品された作品より、龍神づた
この迫力は小品とは思えませんね

鉢は黄均窯木瓜式(ききんようもっこしき)
やはり100年以上使い込んだ中国製です

2002年10月25日金曜日

日本盆栽作風展 審査風景 2


予備審査まえの風景です
17人の予備審査員があれこれと論議しています
つまり、盆栽を楽しんで鑑賞しているんですね

この段階が以外に大事なんです
つまり、楽しみながら鑑賞し、かつ批評する貴重な時間です

ちなみに、後ろ姿を交えてですが、向かって左から
竹楓園さん、内海グリーンクラブ館長、野上さん、鈴木君、松本さん、小川さん、木村さんの諸氏です
現代盆栽界においては、そうそうたるメンバーです

内海館長ーッ、また一杯飲もうよ!


さてさて、予備審査が完了して、各部門の上位3点ずつが賞の候補にノミネートされます
モミネートされた作品は3階に持ち込まれます

3階に上がれた作品は、ご立派!
激戦の予備選を通過して、3階まで上がれた作品は、甲乙つけがたい
しかし、甲乙つけるには、忍びがたいほどの、名品ぞろいです
困った!


本審査の先生方けっこう真剣ですね

一番手前の小松政夫先生の息子さんとは友人です
(実を言うと、私のPCの先生の一人です)


小品部門へ出品の作品より、長寿梅
鉢は白交趾外縁丸(しろこうちそとえんまる)、百年以上使い込んだ中国製です

つづく

2002年10月24日木曜日

日本盆栽作風展審査風景

「日本盆栽作風展」の審査が10月22日、上野グリーンクラブで行われました
その審査風景の断片をお知らせいたします

日本盆栽作風展は、盆栽のプロがその作品の出来栄えを競う展示会です
毎年一月中旬に東京駅の大丸百貨店で開催されます


まず第一段階は予備審査です
応募作品60数点はすべてグリーンクラブの二階に並べられます

これは皐月盆栽部門に応募した水越君の木です
台車を押しているのは寺沢君
さて、どこへ置こうかな?なるべく目立つところがいいな、とキョロキョロです

鉢の足を傷つけないように、台車にタオルケットを敷いています
たいへんいい心がけですよ






あらかた並びました、予備審査を待っています
どれもこれも作者の力作ぞろいです
この段階でも優劣つけがたい

作風展に出品される作品は、作者が三年以上手がけたもの
という出品規定があります


小品盆栽の部門に応募した作品から、キンズです
樹高16cmくらいです
鉢は
紫泥洞紐楕円(しでいどうひもだえん)の100年以上経った
中国のものです

つづく

大人の遊び

我が千葉県松戸市には、日本盆栽協会の松戸支部と
日本皐月協会の松戸支部の、二つの愛好家団体があります

もちろん私はその両方の会員であり、縁の下の支えとして働いています
どちらの会長も私の友人です
愛好家が楽しむための下支えをするのが、我々盆栽業者の務めです

今日は、日本皐月協会松戸支部のお楽しみ交換会でした
その様子を速報で、みなさんにお知らせします

朝8時半の開始ですが、炊事当番の人は6時半には準備を始めます
炊事班長は、刃物屋さんの唐尼(からあま)さんです(帽子の人)


昼食のトン汁に入れるゴボウの笹がき
刃物屋さんの包丁さばきは見事です、刃物が切れるーッ!
家では縦のものを横にもしない男達が、トン汁を40人分も作るんですゾ!


かわいい子ちゃんもお手伝い
このかわいい女性、私は名前も知らないんだけど、毎回お手伝いに来てくれるんです

それにしても、若くてかわゆい~ッ!


班長の唐さんは、野菜の刻みはかの女性に任せ、火オコシにかかってます
炊事の煙の新鮮さ、どうです!

また鍋の大きさ、おみごと!


こちらは荷物の受付です
皐月盆栽がたくさん並んでますね
愛好家が持ち寄って、まさしく交換するんです


こちらでは、皐月の小品盆栽の吟味が始っています
目をつけた皐月の評論です

中央こちら向きのおじさんは、元小学校の校長先生です
土地っ子の会員は、この先生に教わった人もいますよ~ッ

でもこの元校長先生、センスわるいんだよナ~!
教え子に盆栽のこと、よ~くッ教えてもらってちょうだいネ

つづく

2002年10月23日水曜日

深山カイドウの園芸種


この真っ赤な実を見て、ほとんどの方は姫りんごと思うでしょう
じつは深山カイドウの改良品種で、桜姫という品種です

普通の深山カイドウよりもひと回り実が大きいですね
色も非常に鮮やかです

実物の改良品種はやはり「実」に重点が置かれています
実のきれいさ
実つきのよさ
実の大きさ
などです

盆栽の要素としては
葉が小さめで、節間がつまり、小枝が密に繁る等々の方が優先されます
実のよさとの両立はなかなか難しいようです

このような改良品種を持った場合は
むりやり盆栽としての体裁を整えようと力まずに
まあまあの樹形を保ちながら、実を重点に楽しんで下さい

むりやり盆栽の基本にあてはめていっても、正直なところ無理です
他の実物や花物でも、盆栽としての性質より
園芸的な楽しさに力点をおいて改良されたものがあります

そのような品種はいま言ったように、あるていど割り切って楽しむことです

2002年10月16日水曜日

紫式部の実



紫式部のうちでも、葉と実がやや小さめの、小紫といわれる品種です
秋の深まりとともに、実も一段と色づいてきました

そこで、紫式部のように早めに実の落ちる樹種の
実を長持ちさせる方法をお教えします

特別に難しいことではありません
本格的な色が出てきたら、強い日差しを避けてやることです

寒冷紗(かんれいしゃ)などで、直射日光を防いでいる人もいますが
まあ、半日陰に置くくらいでもずいぶんと違います

例えば,柿の実なども南側の日当たりのいい方が、早く色づいて熟しますね
早くに熟せばそれだけ長持ちしません
それと同じことです

木に害のない程度に、直射日光を避けて見てください
他の実もの盆栽全体にいえることです

2002年10月15日火曜日

大人の遊び(続)

お昼のメニューはおにぎりとトン汁

トン汁のお代わり可

手ぬぐいかぶってトン汁よそっているおばちゃま(トシちゃんママ)も会員ですよ
顔ききの姉御です(さからえない)

お盆で運ぶのは男性軍の役目、おばちゃまの前で少々いじけてる感じ
熱いからこぼすんじゃないよー!って叱られてました


食物が豊富なのが、この愛好会の特徴
焼き鳥も食べ放題、もちろんビールもタップリ
炭火で、本格的な焼き鳥ですよ

焼き鳥の写真は、ウッカリして撮りはぐりましたが
焼き鳥の係りは、オーちゃんと高橋のじいさん
プロ並みの手さばきですよ

高橋のじいさんは、元おまわりさんです
焼き鳥を焼きながら、酔っ払っちゃうことシバシバ

私も酔っ払ったじいさんを、家まで送り届けたことあります
ばあさんに、こっぴどく叱られました(本人じゃなくて、送っていった私がです)

年寄りを酔っ払うまで飲ましたのは、我々の責任です
(でも勝手に飲んじゃうんだよね)


さてさて、 炊事班長は休む暇もありません
昼食がすむと、こんどはおやつの焼きそばにかかります
助っ人のかわいこちゃんと協力して40人分、ほとんどプロ、尊敬しちゃいます~ッ


炊事班長のご機嫌は上々、その理由はかわいこちゃん
したがって、味も上々です

あれ!
うしろから帽子に鉢巻のおっさんが来ましたね


味見のふりした、つまみ食いのおっさんでした
まだセリの最中ですよ!

こうやって楽しい一日が延々と続きます
日本皐月協会松戸支部の懇親交換会の断片でした

反省の弁
食べ物中心の話題で失礼しました!

「大人の遊び」完

2002年10月13日日曜日

ヤマホロシ


8/8の盆栽つれづれ草の「涼風二題」に登場する
松戸市の農家のおばちゃんが作った、秋の草もの盆栽です

写真がちょっと暗いけれど、秋の風情は出ていますね
主な素材は虎杖(いたどり)とヤマホロシです

白い花がヤマホロシです
大胆に構図をとって、ヤマホロシの素朴な花を引き立てています

欲をいえば、もう一年持ち込むと
草の部分とケト土の団子の部分のバランスがよくなるでしょう
いまでは団子の部分の大きさが目立ちますね

とにかく、独学の農家のおばちゃんがここまでやるんです
我々もがんばらねばなりません

2002年10月12日土曜日


この真っ赤な実を見てください
まるで赤い真珠です

梅もどきは実物盆栽の王座の一角を占めています
その理由は

1 実がきれいで、春まじかまで実がついている
2 本格的な盆栽樹形を作ることができある
3 小枝もよくほぐれて、実のない季節でも鑑賞できる
4 幹肌が渋く、古色を表現できる
5 趣に品格を感じる

実物盆栽としてなくてはならない樹種です

ここで一言
梅もどきには「大納言」という種類があります
いわゆる、改良品種です
実が大きく、色もやや濃い感じです

実が付きやすく丈夫です
ただし、枝は粗く、葉も大きい
この種類は接木で増やします

この種類は盆栽として、適していません
本格盆栽にはなりにくい種類です

これが梅もどきだと勘違いしている方が多いので、一言です

2002年10月6日日曜日

盆栽向きの紫式部



飾りの勉強で使った紫式部
夏を過ぎて、やや薄紫色になってきました

最近人気の高まっている実物盆栽ですが
その品種にも、おおざっぱに分けて、その性質から3種類くらいはあるようです

一つは庭木などに仕立てられている在来種
葉や実もやや大きめです
伸びた小枝の先に実をつけるので、伸びのいいこの品種では
小さな盆栽には向きません

2二つは、一名小紫とよばれる品種で
この写真のミニがそうです
名前からわかるように、間延びしない性質なので小品盆栽に向いています
葉も実もやや小さい感じです

盆栽頒布コーナー
http://homepage2.nifty.com/miyamotoen/saisin-nyuka-6/top.htm
(2017年現在リンク切れしています)
に掲載の2点はこの種類です

三つ目は、在来の紫式部に似ていますが、間延びしない性質を持っています
したがって、小品にも中品にも向いており、比較的太りも早い種類です

盆栽頒布コーナー
http://homepage2.nifty.com/miyamotoen/saisin-nyuka-7/top.htm
(2017年現在リンク切れしています)
に掲載されている中品に近いものがこの品種です

このようなことは梅もどきなどにもいえます

実や葉が小さいものと、大きいもの
徒長しにくいものと、伸びすぎるもの
太りにくいものと、太りやすいもの

いずれにしても、盆栽向きの性質を備えたものがいいということです
これから盆栽を手に入れる場合
その木の持っている本来の性質まで考慮に入れることができれば
ベテランの域に一歩近づきます

2002年10月5日土曜日

もう一席


しつこく、もう一席です
今度は色づいてきた紫式部を加えてみました

席飾りでの盆栽と添え物の合計の数は、1点、2点の先はすべて奇数でいきます
この場合は3点ですね

さて、この一席を例にとりながら、勉強してみましょう

1 山もみじより紫式部の方が大きくておかしい、と思っている人、いますね
  写真の都合で、両者の間に空間をとりませんでした
  実際の飾りでは、飾り台と紫式部をもっと離してセットすれば解決します

2 紫式部にも添え物が欲しい、と思ってる人、いるでしょうね
  紫式部の右脇に、茅舎石くらいの大きさの草を添えると引き立ちますね
  でもそうすると、合計が4点になってしまいます(偶数)

3 さあどうしましょう?
  奇数にするのはあと1点追加すればいいんですが
  どのくらいの大きさの、何を、どこに配置するか?、が問題です、みんなで考えましょう
 

2002年10月4日金曜日

飾り棚・二席


盆栽の席飾りに挑戦するのに、まず覚えやすいところから入ります
このセットの盆栽飾り棚は、初心者にもとても使いやすいものです

本体は二段になっています
手前が脇板です(写真の加減で大きく見えますが、もっと小さい)


まず本体の使い方(脇板を使うと点数が増えて、いきなりでは難しい)

盆栽の向きにあわせて、左右どちらでも使えます
まず半懸崖の山もみじを置いてみます

左の空間に添えるものを考えます
大きさ
季節感
情景
などを考慮に入れます


茅舎石(くずやいし)を置いてみます
里の秋が表現できました、これで立派な一席です
(もう少し紅葉しているといいですね)


脇板の代わりに地板を使って、草ものを追加しました
3点になると、ぐ~んと奥行きが出ますね、これで一席

以上二席出来ました
簡単でしょ、あなたも挑戦してみましょう

反省点(あくまで厳しく)
草物にもっと秋を感じさせるものが欲しかった(ないので間に合わせ)
草物の地板がやや大き目です

おいおいに脇板の使い方も勉強していきます

2002年10月3日木曜日

飾りの変化

2002/10/03 


同じ盆栽と添え物でも、用いる道具によりかなり雰囲気が変化します

前日の一枚の長方形の紫檀の地板を使った飾りと
天然彫りのカリンの地板(じいた)を使った飾り
かなり雰囲気が違います

この飾りも、地板が独立していてやさしい感じですね


今度は、奇抜な飾りに挑戦してみましょう
高卓(こうしょく)に背の高い山もみじをのせてみました

なんと、それほどの違和感はありません
けっこういけてる!!

常識にとらわれずに、いろいろ試してみる価値がありました

2002年10月2日水曜日

秋の飾り 2

いい気になってもう一席
山もみじの自然樹形のミニ盆栽と茅舎石(くずやいし)とで
秋の山里の風景を演出してみましょう

ここでみなさんが間違えやすいのは、山もみじの(勝手)流れです
この山もみじは鉢の右側に植わっていて、しかも右の方に幹が傾いています

ですから、一見してつい右に添え物を置きがちです
でもよ~くこのもみじを観察してください
幹は斜めに右に向かっていますが、頭の方は左に向かってかぶさるようなかっこうをしていますね

この木の流れは左向きなんです
いまのままでは、山もみじが添え物の石にお尻を向けているように見えます


このように飾るのが正解です
もみじは幹の途中から左に向かって、家の方へと枝を伸ばしつつあります
これで山もみじと茅舎石(くずやいし)の創り出す空間に、安定感が生まれました

木の向きの勉強でした
(写真が暗くて惜しかったです)

2002年10月1日火曜日

秋の飾り 1


ハゼが紅葉し始めました、飾ってみましょう

1)まずは鉢だけで飾ります
  きれいですね、これだけでも眺められますね
  しかし我々は、盆栽人です
  これでは盆栽が裸足のような感じです


2)カリンの地板(じいた)を敷いてみました
  どうですか?
  かなりお洒落な感じになりましたね
  錦糸に輝く紅葉の風景が見えてきました


3)茅舎石(くずやいし)を添えてみたらどうでしよう
  これで一席になりました
  秋深い山村の集落にやってきたような情景が
  身近に再現されました
  
  添え物は石でなくともいいのですが
  盆栽界においては、ハゼは普通、草物の扱いになることが多いので
  添え物に草ではなく、石を使いました
   
  滝石(たきいし)でもいいですね
  山深き滝の周囲の景色が紅葉している図
  皆さんは旅行先などで一度は接しているはずですね