昨秋に摘果しておいたので樹勢になんの影響もなく、濃いオレンジ色の実成り姿を楽しめました
冬越しの状態が順調であったことは
濃い緑色の葉の色つやをみていただければ一目瞭然ですね
さて、昨年から考えていたことですが、今年はやや大きめの鉢に入れ替え
数年根っ子に楽をさせて、木の太りと枝葉の吹き込みを促すつもりです
一日の平均気温も15℃を超え、やや20℃に近づいてきました
これからがきんずの手入れどきになります
きんず培養法のポイントはここから
ずいぶん遅い季節まで実をつけて眺めていました
ただし、樹勢のはかばかしくないものは、こんなことをしてはいけませんよ、早めに落とすのが本来です
寝ぼ助のきんずは春芽が動き出すのが遅く
ときによると入梅が明けて、真夏になってやっと新芽が吹き出すものさえあります
眠ったきんずに刺激をあたえる意味もこめて、すべての葉を刈ります
同時に小枝の剪定も実行して、姿を整えましょう
葉を刈って全体が見やすくなったところで、木姿の再検討を試みる
わずかですが、左に振った角度から見た方が足元が太いし、幹筋の流れも自然な感じです
新しく予定する正面からです
実を落とし葉も刈ったので、樹冠部がややさみしく見えますが
小枝をさらに密にするためには、避けて通れない道のりですね
さて、ここで葉刈り剪定が終りましたが、前項の杜松で勉強したように
きんずの場合もこのまましばらく植え替えを待つのがいいでしょう
おおよそ2~3週間くらいで、枝の各所にチクチクと芽が吹き始めます
それを確認してから、おもむろに植え替えにかかるのが最上の方法なのです
もし植えかえも同時に行うのであれば
屋内の陽だまりなどに置いて、寒さと乾燥対策をしっかりやっていtだきたい
それでは
0 件のコメント:
コメントを投稿