2003年5月14日水曜日

身近な自然

野山はもちろん街のなかでも一年のうちで一番緑が目に付く季節です
散歩のおりなどに人さまの庭をながめながら
いろいろと批評している自分に気がつくことがあります

住宅地の印象は各家の庭の手入れによって決まると思えます
手入れの行き届いた庭を持つ家並みが続くと、落ち着いた豊かな街に見えます
高級な家が並んでいることだけが高級住宅街の条件ではないようです

私の住む松戸市の隣に流山市があります
明治維新の戊辰戦争の折、新撰組の隊長近藤勇が官軍に処刑された街で知られています
江戸川べりの小さなひっそりとした古い市です

そこに江戸川台という街があります
江戸川台には「塀は生垣に限る」という約束があるそうで
すべての家の垣根は生垣です

30年以上前に造成された街なので、今となると家の造作は高級とばかりはいえません
しかし、家々はよく手入れされた生垣と庭を持っています
こんな落ち着いた街に住んでみたい、と思うようないい街です

街路樹や公園、庭や生垣、それに盆栽
街のなかの身近な緑は、なにより手入れが大切です
手入れが行き届いてこそ私達の目を楽しませてくれます

ブロック塀沿いに置かれたガーディニングのプランタンの中身がグッタリしおれている
そんな光景に出会うと、悲哀さえ感じます

さあーさーッ、我が家も、手入れだ、手入れだ!

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