長年盆栽屋をやっていると、時々おもしろい偶然に巡り会うことがあります
10月3日の盆栽つれづれ草でご紹介した秀峰鉢についての続報をお伝えします
最初の発端は、秀峰の焼き締めものでおもしろい鉢がある、との情報から
それは10月3日の紹介した鉢と兄弟作品ではないかと直感したことです
1
秀峰作 間口15cm
焼締外縁鋲打丸型樹盆(やきしめ・そとえん・びょううち・まるがたじゅぼん)
いらししてその鉢を買い求めてみると、やはり兄弟作品でしたし(1の画像)
この段階で、同じ形の釉薬ものもある、との情報も得ました
その結果手にしたのが2の作品です
2
秀峰作 間口15cm
緑釉窯変外縁鋲打丸型樹盆(りょくゆう・ようへん・そとえん・びょううち・まるがたじゅぼん)
以前に紹介した鉢と、形、大きさ、釉薬、すべて同じ兄弟作品です
陶芸家は注文制作するときでも、1鉢だけ制作することはありません
失敗したときに困るからです
少なくとも数個は同じ作品を焼くといわれています
その数個のうち、釉薬ものが2鉢と焼き締もの1鉢が私の手に入ったということです
最近の情報によると、この鉢はある人の注文により10数年前に作られたものだそうです
その作品が3鉢も手にできたということは、大変な確率ですね
つくずく情報をくれた人と偶然に感謝しました
そして嬉しくなって、思わずつれづれ草に載せた次第です
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