2003年9月3日水曜日

傷の修理痕



足が少し欠けた大助鉢を見ました

欠点はあってもこの鉢は、とても小愛嬌(こあいきょう)があり
大助鉢の作風としては珍しいもなので購入しました

手前の足に傷の修理の痕がありますね
欠けた部分を樹脂のようなもので修理してあります
義足のように足を継ぎ足したのです

これなら実用にも向きますね

傷の修理の仕方はいろいろありますが
ここが傷の箇所だと分かる方法でもいいから
本体を傷つけないように
あっさりと修理して使えるようにしてある場合は好感が持てます

反対に目立たないことを第一に考えて修理してあるものは
場合により悪用される恐れもあり、気をつけるようにしてください

修理の技術も年々向上して
生半可なプロでは見破れないものも市場に出回っています

機会を見てそのほうの勉強もしましょう

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