堀江美功はベテランの中堅鉢作家です
黄釉(きゆう)の文様入り六角鉢の正面を検証してみましょう
作家はこの面を正面としているようです
この面はデザインからいって正面ではありません
ところが六角鉢の場合
普通はこのように角を正面にして制作されているのが一般的でが
しかしこの美功鉢の場合はデザインからいって無理があります
ここで注意するのがこの六角鉢が六本足であることです
六角鉢は三本足に作られていることが多く
その場合はほとんどこの角が正面になるように図柄も工夫されています
これは宿題が残ったようです
同じ六角鉢でも三本足と六本足とでは、いわゆる鉢作りの作法が違うのかも
美功ほどのベテラン作家が間違えているとも思えません
もう少し資料にあたってみましょう
私の宿題です
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