さて、今度は角度を変えて眺めてみましょう
右側面からの図です
絵がつながって描かれていますね
これを回り絵と呼びます、作家としては面倒な作業だといわれています
ボディーのわりに足が小さいことに気がつきましたか?
全体の姿がすっきりしているのはこのせいです
ボディー、足、縁などの調和はかなり難しいと思います
みごとな統一感です
裏面を同じ角度から見てみましょう
絵の向きが反対に描かれています
これは盆栽を植えた場合に、盆栽の向きによって両方を使い分ける為です
雄山は鉢裏に凝ります
中央の部分を一段掘り下げてあります
こういう底を押し底と呼びます
落款は雄山としてその周り線で長方形に囲っています
この落款は比較的古い時代のものです
両側面の絵です
側面といえど手を抜いてはいません
みごとに描ききっています
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