それは愛好家だけに限ったことではなく業者でも同じです
私の周囲にも何人かの小鉢愛好家(アマもプロも)がいて
鉢の話になると何時間でも話がつきない
男同士だって鉢の話だと長電話をしますよ
さて、みなさんが小鉢の収集をするに当たっての心得をお話しましょう
ちょっとした心がけで道が通りやすく遠回りしないですみます
とっかかれば一冊の本になるほどの内容ですから
折に触れて書いていきます
今日はその第1編です
藤掛雄山作
錦手外縁隅入熨斗鮑図六角樹盆(にしきで・そとえん・すみいり・のしあわびず・ろっかく・じゅぼん)
月香作
亀甲紋入丸型樹盆(きっこうもんいり・まるがた・じゅぼん)
心得
1) 信頼できる先輩や業者などを見つける
これはどの道でも同じですが、特に小鉢の道には真贋がついて回ります
複製品として承知でそれなりの価格で購入するのは、かえって勉強になりますが
掴まされたので気分的にもマイナスです
2) 優れた作品に接する
先人の厳しい評価を潜り抜けて生き残った作者や作品は価値が有ります
展示会や写真集で勉強しましょう
まず↑の二つを心がけてください
その上で目の前の小鉢がその作家の作品のうち
どのあたりのランクに属するかを判定できれば、一人前に近くなります
例えば頒布コーナーに掲載した上の2鉢ですが
おのおの作品群の中で
この寸法の作品は稀少だ
形も珍しい
色を使った作品は珍しい
出来がよい
品格がある
などの理由でAランクの作品です
あとは自分の好みも大切です
どんなによくったって、自分の好みでなければ何の価値も有りません
その感覚に素直に従うのが趣味の道です
随時お話していきますので楽しみにしてください
ご相談メールも遠慮なく!
0 件のコメント:
コメントを投稿