もっとわかりやすい教材がありました
楓の双幹です
この木はどのようにして生まれたのでしょう
楓も山もみじと同じように、実生苗のままでは多幹の盆栽にはなりません
やはり、取り木か実生苗のくっついたものと考えるのが自然です
根元をよく観察してみましょう
向かって左の幹の立ち上がりの近くに、縦線のような区切りが見えますね
この線は、取り木をかけたときに皮を剥離した傷跡です
木肌の色もやや違って見えます
取り木をかけて、やや横に寝かして植えつけたのでしょう
それは親幹の立ち上がりの独特の根元の形からも推測できます
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