2004年1月26日月曜日

国風盆栽展審

小品盆栽を飾るのに、「箱卓」(はこしょく)と呼ばれる長方形の棚で7点飾りが、現在主流ですが
近年新しい意匠の棚が見られるようになりました

上の板に段差がついたこの箱卓ですと、6点飾りがちょうどいいようです
従来の箱卓に慣れた目には、変化と緊張感があって新鮮に映ります


前置きの杉を強めにすることにより、箱の中の4点の流れに対峙させ、全体の統一感を出しています
格調がありますね、みごとです


真の黒松、足元と一の枝に強い力が込められています
植え付け角度が絶妙です


さんざし、由緒のある盆栽ですよ
かつて松平伯爵が愛倍したものです

樹種的にも珍種です
白花、一重の「花さんざし」です(一般的にある白花の実さんざしではありません)


長寿梅


楓石付


笹・長寿梅・やぶこうじ


杉、枝の表情がなんともいえない、いいですねー

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