2004年1月24日土曜日

見ずっこ買い

「見ずっこ買い」、このことばわかりますか?
私の造語かな?普段から使っているのでわかりません!

品物の説明を耳で聞いただけで、実物を確めずに「買いましょう」と約束、商談成立
つまり実物や画像を「見ずに」「買う」ということ
よくこれをやります、昨日もこれをやりました

朝8時にかねて約束の場所(人)へ出発、約束の時間は午前11時
そこまでの所要時間はおよそ2時間半

途中に例によって渋滞の箇所がある
一人旅はの車内は退屈、禁を破って同業者に携帯

「もしもし、何か入ってる?」
「雄山3枚と月香1枚、いいできだよー」、ワオーッ、ラッキー!

仕事は速いに限ります
誰かに買われちゃわないように、そく「見ずっこ買い」

「見ずっこ買うからとっといて」
これで商談成立、男同士の約束は破れませんゾ、お互いに

「見ずっこ買い」をするとルンルン気分、実物にご対面する時が最高潮
ご紹介の4枚の鉢が「見ずっこ買い」の収穫です

藤掛雄山作
間口12.7センチ

藤掛雄山作
間口11.9センチ

藤掛雄山作
間口14.2センチ

伊藤月香作
間口13.5センチ

どうです、4枚ともいいでしょ
今回の「見ずっこ買い」も大成功でした

ところで、「見ずっこ買い」するには幾つかの条件があります

相手の盆栽や鉢を見る「目筋」「価値観」が確かなこと
そのレベルや好みをこちらが掌握していること
また、人物が正直な人であり商品の説明が正確であること

あの人がいい品だという場合は、一級品に間違いなし
そんな信頼感を持てる相手となら「見ずっこ買い」はなんの心配も要りません

といって、私は愛好家のみなさんにそれを決して勧めはしません
プロ同士、それも信頼できる者同士でなければトラブルの元、あえて冒険することはありません

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