名前のとおり富士山麓に自生する小輪の山桜です
切り込みに強く持ち込むにしたがって幹肌も荒れてきます
小枝が細いのでミニ盆栽としての適正をもっています
地元の方に聞くと
富士山麓の厳しい自然に耐えてたミニの素材は年々減少してるそうです
このミニの富士桜の見どころは、
親幹の根元から吹いた小さい芽が、逞しく育って樹形を形成しているところにあるでしょう
親幹は厳しい自然に風化し、いまはその根元に面影を見るだけです
盆栽を鑑賞する場合、現在の木姿だけでなく、
その木が背負っている生い立ちにも思いを向けてみたいものです
より一層の愛情が感じられます
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