盆栽鉢の欠点にはいろいろあります
ニュー(割れヒビ)
ホツ(欠け)
などが代表的です
しかしこれらは初心者でも簡単に見つけることができます
今日は、みたところではわかりにくい欠点の勉強をしておきましょう
上州勝山作・染付外縁長方樹盆
ざっと正面からみると欠点がなさそうですが
よく観察するといろいろ出てきます
①左右の足が接する真ん中の部分に縦に傷が入っていました!
その傷の部分をよく観察すると、傷は胴の部分へ2cmほど上がっています
いわゆる窯傷という奴です(画像では見えにくい)
この傷が大きくなることはめったにありませんが、とにかく欠点には違いありません
②これも画像では見えにくいのですが
鉢の表面の釉薬が(おそらく焼成りの温度の関係で)仕上がりがざらざらしています
これも気になる欠点です
③上部から観察すると前後の縁がたるんでいます
側面のようにきりっとした線ではありませんね
この場合、縁が内側にたるんでいるのが一番困ります
美的な面ももちろんですが、盆栽を植えるときに鉢の容積が小さくなってしまいます
案外に見落とす欠点です
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