盆栽小鉢史上最も有名な小鉢セットに竹本十六景があります
竹本鉢を16揃えてセットです
親しい愛好家の方に、この青閑の豆鉢の三点セットを買っていただいたおり
竹本十六景にちなんで「青閑十六景」をつくりましょうよとの話が出て
お任せしていただきました
とはいえ、作柄のいい豆鉢だけ集めるのもけっこう大変でしたが、やっと15鉢揃いました
セットをつくるときの注意点は「テーマ」をはっきりさせること
十六景というからには単なる16鉢ではおもしろくない
1 大きさが大体揃っていること
2 形、色彩、イメージなどがバラエティーにとんでいること
3 そして全体で調和と変化が感じられること
そんなことを念頭に入れて集めましたが、この段階ではやや大きさが揃いすぎていますね
十六景とは単なる十六鉢の羅列であってはつまらないのです
左上の丸の背の高い鉢を入れてみました
このようにタイプの違う鉢が入ると、とたんに変化が出ます
これで16鉢揃いました
だがここで簡単に満足してはいけません
よりよい十六景にするためにはもう少しの辛抱と努力が必要!
気が付くと染付け鉢が入っていませんでしたが
先日おあつらえ向きの染付け鉢に出会えました、ホッ
これで17鉢、後から加えた2鉢が全体をイメージアップさせたことは一目瞭然
もうひとがんばりです
後列左から二番目の「トンボ」の図柄のやや大きめの鉢も入れてみました
これで18鉢、かなりテーマに近づいてきましたね
しかし、私としてはもう少しカラフルな装いを求めています
濃い緑や黄色や赤が欲しいですね
とにかくあと5~6鉢のいいに巡り会えるまで待ち
全体のバランスを見ながら慎重に取捨選択するつもりです
完成したらまたお目にかけましょう
楽しみにしていてください
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