実生かりんの取り木太幹素材の優良品に出会いました
足元に力があるし、模様も下から頭まで遊びがのない「お利巧さん」です
そして、もっとの特記すべきはその太さ
足元で直径5.5cmと立派なボディーの持ち主です
盆栽は「自然の縮図」といわれますが、小品盆栽においては
大物盆栽よりもさらに「樹高に対する幹の太さの比率」を大きくすることが可能で
それがまた魅力のひとつにもなっています
より短く、より太く
力強さを求めて限界までチャレンジするのも、現代の盆栽界の傾向です
つなみに、大物盆栽での「樹高に対する幹の太さの比率」を調べてみたらいかがでしょう
実生かりん取り木素材 樹高9.0×左右13.5cm(足元の幹径5.5cm)
樹高と太さの比率は10:5
まさに大物盆栽では実現が難しい、小品盆栽ならではのバランスです
大雑把に骨格の基本を見た画像
それほどの苦労せずに、基本の構図の予想ができます
後ろ姿
傷は頭の下に一箇所、すでに周囲にカルスが形成され、将来必ず完治します
今年一年間は根作りに励み
本格的な樹形作りは来年からになります
あなたも取り木の優良素材を探し
チャレンジしてみましょう
環状剥皮による取り木の適期は2月と5月
では
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