2006年10月4日水曜日

荒皮性まゆみ素材

山に自生している中でも、特に皮性がよく、しかも枝が細かく分岐し実つきもよい
つまり、三拍子揃った優れものを根伏せで繁殖させた荒皮性のまゆみ

さらに、胴芽が吹きやすく樹勢も強いので
ミニ盆栽として最適な素質を備えています



樹高は上下で約7cm、左右は12cmくらいに仕立てる予定の素材
素材ながらも足元はしっかりと張って堂々、大いなる将来性が感じられます

懸崖式の幹の先端は太らせるために思い切り徒長させています
素材はある時期には、このような肥培の過程も必要


後ろ姿


さて、来春はいよいよ懸崖の幹の先端部分の骨格作りにかかります
これは将来を決定付ける重要な仕事

小さな枝は不要と思っても少々多めに残す
将来使うことになるかもしれないし、幹の太りを促す役目もするからです

先端は節目を確認してから思い切って切り飛ばします


切りつめた後の図
先端は節目を確認してから、少々長めに残すこと


サンプル画像

幹の先端の下垂した部分の作りを参考にしましょう
懸崖特有の勢いと変化が見られますね、これが大切です


骨格完成予想図

先端を思い切って下垂させて勢いと変化を表現します(部分的に針金を使います)
この際、先端を短めに作ることが肝心

先端が長いと力がこもった姿ができません
とにかく、締まった枝で力強い構図を心がけます

上部の枝は構図に膨らみを持たせるための重要な枝
そして、上に向かった枝に勢いがつき過ぎないように抑え目に管理します

数年をかけてこの図のように骨格を作り上げれば
その頃には幹もかなり太り、量感と迫力に満ちたサンプル画像のような盆栽が出来上がります

他の樹種の樹形作りにも応用してください

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