この舞姫もみじはわが家へ来てから、もうかれこれ6~7年になるでしょう。現在では足元の幹径が5.0cmほどで、超ミニサイズとしてはかなり迫力のあるほうですが、当時は中指ほどの太さで、舞姫としてもさほど目立つ存在とは云えないほどでした。
舞姫もみじ 樹高8.5×左右16cm
ところが、裏側の足元やちょっと上がった胴のあたりに不要な数本の枝と不定芽があったので、それを取り除いたところ、その付近の肉が急激に盛り上がってきて幹が肥大し始めたのです。そしてその部分が肉播きして落ち着いた頃には、樹格は段違いに出世しておりました。
太いですね、もっと拡大してボディーを眺めてみます
急激にコケた太くて短い幹が特徴の、いわゆる「竹の子幹」。肉まきのいいのが舞姫の特徴ですから、一箇所から出る小枝や不定芽を出る順につぶしていると、いつの間にか肥大しておもしろい幹筋ができてきます。
幹を太らせている過程では、ごらんのように枝先がゴツク感じるくらいに肥培するとよい。本格的な超ミニに仕上げるには、もういっぺん枝全体を追込んで2周りほど詰め込む必要があります。つまりもっとコジンマリ作るのが理想でしょう。
後姿
今春の植替え時と葉刈りの時期に思い切って追込むつもりです。
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