2019年1月7日月曜日

いぼた根連なり

正月に市内のアマチュア主体の交換会へ出かけ、取木から仕立て中のいぼたの根連なりを落札しました。枝はかなり吹き込んでいてにぎやかだし、幹立ちのバランスにも何とない魅力があります。ただ、まだ細部に手が入っていないので、全体には未完性な素材の段階です。

背の一番高い主幹の手前あたりにじゃまな子幹があるので、幾本かを取り除いて風景に奥行きを出すようにしたい。

鉢はもっと浅目の小判型が似合うでしょう。今年の春に植替え予定。

前方やや上から見ると奥行きのある風景を覗くことができる。

裏側からの姿。

手前のゴチャゴチャした一叢を整理し、混み過ぎた枝を軽くしました。すると主幹を中心として左右に風景の広がりがかんじられるようになりました。

そこで、風景全体をやや右方向から眺めてみると、主幹にグーンと動きが出ると風景全体も、右に左に広がりを見せるようになりました。
3年を目安に強すぎる枝を抜きながら少しずつ姿を整えていけば、必ず出世は間違いありません。

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