2003年1月12日日曜日

石灰硫黄合剤 2

石灰硫黄合剤は
雑木類幹の消毒を兼ねたお化粧にも使います
また真柏や杜松のジンの腐り止め兼お化粧にも使います

楓の幹と枝元に塗ってみます
倍率は3倍液です


1 木の汚れを歯ブラシで掃除します
2 木全体が濡れている状態にしておきます(液ののりがいい)
3 鉢と土の表面をガードします(布、ビニール、紙)


2~3倍に薄めた石灰硫黄合剤を筆にタップリしみこませ
幹の上部から塗ります
枝は先端を避けて中間くらいまでにします
冬芽には塗らないように気をつけます
水で濡れているのでのりがよく、簡単です


根張りの部分にもお化粧
土の部分にしみないように気をつけます


半乾きの状態です
硫黄分が黄色く見えますね
また枝先の冬芽の部分を避けているのが見えますね

乾けば白粉を塗ったように真っ白になります

注意)硫黄合剤を塗ったばかりの真っ白けで展示会に出品される方がいますが
厚化粧ではかえって見るほうがゲンナリ
自然の木肌の味も見えません
展示会に出す前年は塗布を控えましょう

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