2月の6日に木の箱に入ったまま皆さんにご紹介した寒ぐみの変わり木。ぐみの実の色が赤らんできたので、この実の色に映る青系統をさがして植え替えてみました。
盆栽の道においては、鉢の役目は非常に重要で、ただ根っ子が入ればいいと云うわけにはいきません。形も大小も、そして色彩も、さらには盆栽の持っている強弱などのイメージと調和するものでなくてはなりません。
そしてこのように植え替えた後になってみて、100%はおろか70%の合格点さえなかなかに難しいものです。
反省点
1 鉢がやや大き目のようです。
2 主木の向かって右の根の追い込みが不十分だったので、主木の位置が中心に近く
なっている。
まずこの2点は言い訳のできないところですね。それに新品のピカピカでは趣がでていませんね。
実成りものの中では寒ぐみは渋い雰囲気の樹種ですから、やはりそれなりに古色感のある鉢を選びたかったですね。(身近になかったと言うような言い訳はダメ)
このようにジンやウロもあって寒ぐみとしてはずいぶんと古い木です。
後姿。寝の整理中に朽ちて主株から離れてしまって株も見えたので、根本から根あお整理し直しました。ですから当初の樹形とはかなり違っていると思います。
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