最近手に入れた真柏の文人木で、樹高は48cm、鉢は間口18cmの渡辺正山の長方。
写真に撮ってこうやってまともに眺めて見ると、間口が18cmしかなくとも形が長方であるし中深なので、けっこう鉢が重たい(強い)感じがします。丸か楕円でもう少し浅目の柔らかな感じの袋式が似合うでしょう。
数日前に親しくしている同業者のお見せで見初めて、値段を聞いてみると自分の腹積もりよりかなり安かったので”安かったら値切れ”の盆栽屋.comの値切りの鉄則に従って、さらに絞った挙句に手に入れたと云うわけです。
山取りではありませんが、かなりの持ち込み品で、古い愛好家さんが無欲無心で長年かかってコツコツと作り込んだものです、木の芯を残すように彫刻して天然のように見せていますが、その技量と辛抱強い根気は立派なものでう。
芯を残して空洞になった幹、天然ではなく人工の作業によるものですが、うまくいっています。
頭の方まで芯は空洞になっています。作者の根気と技量に拍手です!
これからの課題
① 鉢の交換(楕円か丸の袋式)
② 鉢替えによる植替え
③ ジンと水吸いの掃除
④ 枝葉の整理による全体の動きの演出
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