取木素材の成長を順を追って説明します。
2016(平成26年)の入梅前に取木して約1ヶ月で台木より取り外し。その後半年間は仮植え。
2017(平成27年)の春に根元の処理と根さばきをして仕立て鉢にて養成する。秋に大雑把な骨格作り。
2018(平成28年)の春に剪定後化粧鉢に移して骨格の適性の見極めをしながら培養期に入る。
こうしてみると、取木をかけるまでの台木作りまででも数年かかるので、今日ご紹介する超ミニ(樹高5~6cm)クラスでもちょっと楽しめるまでには最低5~6年はかかりそうです。
両方とも樹高が5~6cmの株立ち状ですが、もうこれ以上は大きくしてはいけませんね。
超ミニ盆栽としてのかわいさがなくなってしまいますね。
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台木の芯にあたる頭の部分を約2シーズンにわたり摘み込んでおきました。ですから足元はわりと成長しているので力強く見えます。
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細幹の株立ちです。春から入梅ごろまで力をつけておいて、5月半ばの葉刈りに時期にやや強めに追い込んでみたら面白いでしょうね。その時にしっかりと将来の構想を練っておきましょう。
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