わがフリースクールには30代の若い愛好家が4人いるけれど
紅一点のマユちゃんのご主人・ベーくんが一番の年下(盆栽歴はわずかに2年くらい)
参照:マユちゃんのページへ
自分の息子よりも若い愛好家が盆栽と必死に格闘している姿を見ていると
盆栽屋.comとしては涙が出るほど”うれしい”
ところで、ベーくんと奥さんのマユちゃん、盆栽は好みの盆栽をおのおの別々に所有
ただし、水やりはご主人がやる(マユちゃんがやると過水になりがち)そうで、まことに微笑ましい光景です
9月中旬の撮影 足元を針金で結束して取り木の最中の真柏
今年の春に施術したばかりなので、発根までにはあと1年くらいかかるでしょうから
ベーくんは今年中に徒長させた枝に針金をかけて基本の骨格を作りにチャレンジしました
芯が後方に伸びたままだったのを、針金で手前にかぶせました
一の枝も上方に向って勢いよく伸びていました
赤点で示したジンを一方の支えにして一の枝に針金をかけ、思い切り下げます
枝にも曲をつけるために、捻じ曲げるようにしながらやるのがコツ
とくに真柏の場合は、幹の激しい模様と調和がとれるように心がけます(直線的な枝では表情がでません)
後ろから見る姿
この基本を作る段階では、芯と一の枝以外には針金をかけません
他の枝はまだまだ徒長させてから一気に施術にかかります
完成過程の予想図
現在の徒長枝の先端を摘み込むと姿が見えてきます
完成予想図
枝葉に足りない部分が繁れば、このような姿が見えてきますよ
遅くともあと二作(ふたさく)でこの姿が実現するでしょう
ベーくん、がんばれ!!
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