砂敷きを楽しめましたか?
水盤にきれいに敷きつめられたしっとりと湿り気を帯びた砂を見ただけで
いろいろな連想が働いてくるのは、あながち水石愛好家だけではないでしょうね
峻険な感じの連山石を据えてみましょう
据える位置、つまり左右だけでなく前後の間合いにも注意をはらいながら、慎重に
据えたあとに下方に向って両手でしっかりと圧力をかけ
砂にやや食い込むくらいにします
圧力をかけたので石の根元が盛り上がってやや乱れる場合があります
これもヘラでしっかりと均して整えます
完成
裾野に湖水を控えた峻険な連山、もしくは海上遥かに望む絶海の孤島の姿と見立てるか
それはあなたの連想が働くままに楽しめばよろしいのです
舟形石を据えてみましょう
このようにただ置いただけでは据えたとはいえません
石の根っ子が露出したままで不安定ですね
先ほど申し上げたように、両手でしっかりと押さえ下方に向って圧力をかけましょう
石と銅盤に一体感が出ました
詫びた銅盤の古さとしっかり時代の乗った多摩川の船形石の調和が最高です
これで完成
このあとはたまに霧水をかけて砂の水分を保ちながら楽しみます
では
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