2005年1月15日土曜日

国風展裏話2

この1月12日で国風展の応募は締め切られました
この締め切りがまた厳しいんです(当たり前のことですが)

こう言っては誤解されるかもしれませんが、まあ、世間話と思って聞いてください

私くらいの「古狸」の「顔」になりますと、同じ釜の飯を食ってる盆栽界のことなら
たいがいのことは融通がきくんです、けっこう強力なコネクション、持ってるんですよー!

いわゆる族議員ではないですが、顔パスとか揉み消しとか
常連さんといっていいでしょう
(自慢することじゃない! いけないことでしょ!)(ハイ、すみません、つい調子に乗りました)

しかし、国風展の締め切りに関しては、まったくダメ!
郵送の場合も当日必着でなくてはなりません
配達証明付、そう、これっきゃない

ですから扱い者はピリピリです
ギリギリの人は心配で、たいがい自分で上野池之端の日本盆栽協会の事務所まで足を運んでいます


第一回国風盆栽展写真帖より・吉村香風氏の展示品  左 真柏 右 蝦夷松 (於・昭和9年東京都立美術館)

さて、写真は大昔の第一回の国風展の展示品ですが
この出品者は世田谷の吉村香風園さんの先代さん

盆栽界ではそれと知られた名門中の名門
何せ大三菱の岩崎家お抱えの盆栽園なんです

申し上げたように、現在の国風展には盆栽業者(日本盆栽協同組合員)の出品は許可されませんが
草創期にあっては、愛好家の数も少ないため、業者も(数合わせのためにでしょう)このよう参加しています

いよいよ審査のための搬入1月23日と迫り
審査は翌24日、入選作品の写真撮影が25日となっています
この続編まだ続きそうです、お楽しみに

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