楓の4幹です
株立ちの場合、幹の数は奇数本にするという原則は知っていますね
6本以上になると、それほど気にすなくてもいいと思います
一目で6本とか8本とかは、わかりませんね
ですが、この木のように4本はまずいですね
数えなくとも一目でわかっちゃいますから
この楓は、小さくつめて持ち込んだ古い木です
取り木仕立てです
主幹と副幹がうまく寄り添っています
両脇のハネダシも動きを出しています
しかし、惜しいかな4幹です
3幹にするには引き算で1本切ればいいことですが
どの幹を抜いたらいいかわかりません
両脇のハネダシのどちらかをきることにします
どちらにしようか迷うところです
そんなときには、ティッシュ作戦敢行です!
まず左側のハネダシをティッシュで隠してみました
ずいぶんイメージが変るものです
これは正解ではなさそう
みなさんもそう思うでしょ?
次に、右の幹を隠してみます
どーです、みなさん、これが正解ですね
右のハネダシに代わって、主幹の一の枝が右への流れのバランスをとっています
あとは主幹の丈をやあy伸ばしてやるだけです
ハネダシの切り取り
えぐるように切る
傷口にはカットパスター(癒合剤)を忘れずに
このくらいならひと夏でふさがります
時期的にも
もみじや楓の完全休眠期、10月下旬から11月下旬は適期です
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