2017年11月21日火曜日

舞姫もみじの紅葉

舞姫もみじは、細かい枝先の分岐や、切れ長の細く端正な葉形などに他の種類にはない強い特性があります。ところが、それらに加えてその濃い鮮やかな紅葉時の色彩が、他の紅系の優良種に比べても遜色ないということがわかってきました。


取木をして株立状に仕立てている超ミニの舞姫ですが、葉刈りもしないのにこのように真紅に紅葉します。出猩々なみの色彩ですが、出猩々では葉肉が薄いのでなかなかここまできれいに紅葉しきれませんね。

その点、舞姫もみじではさほどの努力をしなくとも、この程度には簡単に紅葉するのですから、有り難いです。


ちょっと日当たりの鈍い場所でも、この程度に色彩がでました。あと数日強い日差しに当てればもっと濃い紅葉に変化するでしょう。片側は緑色で、日当たりのよい方が虹のように変色していてとてもきれいです。


このミニも真紅の紅葉が見事です。よく日に当てて水も切らさぬようにていねいに管理するのが美しい紅葉を見るコツです。


日光の移動とともに紅葉の色彩も変化しています。


舞姫の切れ長の小さい葉は持ち込むほどに大きさが揃ってきます。揃って密になった葉がいっせいに紅葉すると、みごと盆上に美しい自然が再現されます。

適度な日照、寒暖の差、適切な水やりの三要素が美しい紅葉の源です。


追加の画像です。枝数がふえて芽数が多くなると舞姫の葉はさらに細かくなって、大きさもきれいにそろいます。その揃った葉がいっせいに紅葉すると非常にきれいです。


フトコロの部分はまだ緑が残り、枝先は濃い紅色に染まり、微妙な変化が楽しめます。












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