昨日は、今月最後のフリースクール講習日。ここ数日朝晩の冷え込みは厳しくなって霜も降り始めました。まさに本格的な盆栽シーズンの到来ですが、手入れの順番としてはまず雑木類の剪定から始めるのが定石でしょうね。
というのも、雑木の代表格であるもみじやカエデ類は晩秋の休眠期に入るのも早いけれど、早春のお目覚め時期もすこぶる早い。12月の末ごろにうっかり切り込むと樹液がポタポタと吹き出してくることもあります。
その様を見ると、人間に例えれば多量の出血を見るようで決して気持ちのいいものではありませんね。ですから雑木の剪定はできるだけ早く、そうですね、12月の半ばごろに終わらせたいですね。その適期を逃した場合は春先に根の剪定と同時に行うようにします。
さて、今日ご紹介するのはツカさんが取り木から仕立てたけやきの超ミニ。細いれど姿といい古さといいかなりの優良品ですね。それに双幹体なのが珍しくて新鮮です。ここまで来ればあと1年枝先の面倒を見て、来年度は展示会の松粕類の添えとして使いましょう。まだまだ伸びしろのある超ミニですよ。気合を入れてがんばりましょう。
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