2015年9月16日水曜日

佐治川石が改めて教えてくれた「光陰矢の如し」

今日のつれづれ草のこの長い題名の理由は
先月の末に、顔知りのセミプロさんから水石を三点譲ってもらったところからお話しなければなりません

さて、それらの商談の中で話を聞いてみると、その三点はある方から販売を委託されたものだということです
そしてそのある方とは、私とも顔知りでそこそこの交際ある隣市のSさんだというじゃありませんか

「じゃあ宮本さん、Sさんに携帯して直に相場を交渉すれば」
と言ってくれたので、Sさんと電話で交渉して話がとんとん進んで譲っていただいたわけですが

翌日から我が家の座敷に置かれた幸太郎、佐治川、貴船の三点が目に入る度
なんか以前どっかでお目にかかったことがあると思えてならなくなったのです

思い出せないけど、どっかでお目にかかってる気がするな
最初はそんな気がするな程度だったんですが、そのうちにだんだん確信に近くなってきました

でもはっきりした記憶にたどりつけない以上は
ただただ漫然とながめているだしかできませんでした

そして数日の後、名石の採れる鳥取県の佐治川付近とは
どのような環境なのだろうかと、「佐治川石」と何気なくキーワードを入れてググってみたんです

すると検索の10位くらいに、「佐治川石の鑑賞」というページが出現しています
うーん、こりゃしめた、と思ってクリックして見るとなんだか見たようなページが現れました

よく見ると、2004/2/27の盆栽つれづれ草のページで
何と、この佐治川石を教材にして水石鑑賞の解説しているじゃありませんか

こりゃ、驚いた!びっくりした!

この佐治川石は以前私の所有物だったんだ
それも11年も前に!

ということで、私の気のせいは本物だったんですね
もちろんその証拠は出ましたが11年前の記憶は戻りませんがね

まさに「光陰矢の如し」
時間を大切にしなくっちゃ!

ということで、11年前と今の画像を見比べてみてください
気のせいか現在の方が時代感と色つやがよくなっているようですね


佐治川石正面


佐治川石正面


主峰あたりの拡大図


主峰あたりの拡大図


右の裾野あたり拡大図

今日はたいしたお話でなくて申し訳ない
ただ、11年という予期しなかった年月が

あまりに造作なく過ぎ去っていたことに
ちょっとばかりショックを受けたようです

そのきっかけを与え、時間の大切さを気づかせてくれた佐治川石に感謝して雑感のメモとしました

よろしく

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