2005年10月23日日曜日
作風展審査風景Ⅱ
入選作品全体の中より各部門から3点ずつが選ばれ特別賞が決められます
上の画像は審査員11名による審査を開票しているところ
ある部門のトップが決まったのでしょう、選考委員も拍手していますね
全入選作品の中でもっとも優秀と認められ「内閣総理大臣賞」に決まった五葉松
樹齢と培養の古さ、力強さ、優美な姿、葉の美しさ、培養の確かさ、鉢の選定など、全てにおいて優れていました
さて、小品のほかでもっとも私が注目したのは、中品の部でした
この部門の3点の力が拮抗していると見たからです
米栂(こめつが)
山採りの素材を変化のある樹形にうまくまとめ上げた審美眼と技術はすごかった
鉢がやや軽い気もしますが、そのために自然の味と迫力とが強調されているのは確か
黒松
幹の古さと培養の確かさ、そして枝配りのみごとさは目を見張るよう
豪快さと繊細さが同時に感じられる作品、鉢映りもグーです
素質的にはかなりのものを秘めた真柏、鉢の映りもグー
落ち枝の作りにもう少し時間が欲しい気がしましたが、ともかく逸材です
この3点での決戦は、僅差で「黒松」が「環境大臣賞」に選ばれました
さて、みなさんはどれがお好み?
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