2005年10月15日土曜日

作風展審査風景Ⅰ

恒例の「日本盆栽作風展」の審査が、さる10月の13日に上野グリーンクラブで行われました

ご存知のように「作風展」は、日本盆栽協同組合員、つまり盆栽の専門家が丹精した盆栽を出品し
その出来栄えを競う展示会です

小品盆栽部門の入選作の中からは、以下の3席が最優秀賞の候補として予備審査を突破
さあ、みなさんはどの席飾りがお気に入りですか?


最優秀賞に選ばれた席飾り

飾り棚に対する盆栽の寸法、これが際立っていました
程よく空間があって調和がいい

もう少し季節感を濃厚に感じさせる彩りがあったらなー!
まあ、これは欲目というやつですね


真飾りの黒松
葉に隠れて幹模様が見えにくいのですが、よく管理された優れものでした
鉢はおそらく「尚古堂」でしょう、いい感じです


楓模様木
これが素晴らしかったですよ
骨格といい作柄といい、文句の付けようのない逸品でした


僅差で次点に泣いた席飾り
樹種と樹形、また鉢もバラエティーにとんでいますね
まったくの僅差、審査員の好みという他はありません


この席も一鉢一鉢の盆栽は素晴らしかったのですが、ちょっと大きさが揃いすぎた感じです
真面目すぎたのでしょう、空間の遊びがほしかったですね

0 件のコメント:

コメントを投稿