2019年6月10日月曜日

舞姫もみじの剪定(株立ちの基本形)

これまでの数年間、親株の先端を摘み込んで下準備しておいた舞姫もみじを、昨年3月、樹高やや10cmくらいで取り木をして、その年の6月に親株から外しました。
早いもので、自分の根で独立して生きるようになって一年以上経過して、春芽も賑やかに伸びてきました。

株の本数が多すぎて株の流れの方向がばらばらなので、株立ちとしての統一性にかけるようです。
遠近感や幹の流れに気を配りながら整理してみましょう。

真正面からの姿。株が多すぎるために林の中の遠近感がよく見えないようです。

後姿も幹立ちが無秩序なためにすっきりとしません。

主幹を中心に約7本くらいの幹立ちにせいりしました。

幹の本数を減らして流れが見えてきました。主幹を中心に前後左右に幹に動きも出てきたようです。
主幹の左のグループの幹立ちがまだ多いようでが、木の成長につれて風景も変化しますから、最初から決めつけないで、徐々に完成を目指すようにします。

今年いっぱいは現在の仕立鉢で育て、来春にはやや薄型の楕円鉢に植替えます。そのときを楽しみにのんびりと培養しましょう。

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