山もみじ大好き人間としては、たとえ商売用の売り物であっても、自分の好みの樹形のもみじ盆栽が棚にあると、日々の水やりにも格別に張り合いが出るものです。
そして、そういう優良品との巡り合いは、往々にしてある日突然という形でやってくることが多いものなのですが、やはり今回も樹高13cm×左右24cmで足元の直径が8.5cmほどの古木の小品盆栽が、突然に我が家の盆栽たちの仲間に入ってきました。
ご覧のように太くて短く逞しいボディーの持ち主で、傷っ気はまったくありません。かなり旧く持ち込まれたもので、その古色感と迫力はとても13cmの小品とは思えない大物君です。画像ではサイズ的にもかなりの大品に見えますが、上記のようにまさかの13cmです。
やはり構図のスケールと古色感がサイズのイメージとなるようです。
足元付近の木肌の雅味と渋い雰囲気はたまらないほどに味があります。昔から盆栽の真髄は「形小相大】という言葉に集約されています。外見はなるべく小さく、ただし構図のスケールは大きく作るのが理想的です。
立ち上がりを後ろから見る。
0 件のコメント:
コメントを投稿