スクールの常連さんの中では一番の若手、トリクン
27歳の時から通い始めて既に5年くらい経っているので
盆栽年齢はそろそろ中堅の入口というところでしょうか(笑)
集中力とその持続力が半端ではないトリクンのことは
水石の台座作りでご紹介した通りです
さて、昨年の最後のスクールでは、そのトリクンが所属している
住まいに近い他の盆栽団体の展示会へ、出品予定の真柏の化粧仕上げでした
樹高40cmくらい、味のいい真柏の文人調の古木
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展示会に出品するときには真柏の場合
1 枝葉の部分は枯葉や徒長枝を整理し、細かい部分は銅線で最小限の矯正する
2 ジンや水吸いのよごれを掃除する(金ブラシ・水圧ポンプ)
3 ジンやサバに石灰硫黄合剤を塗布する
4 つや出しのため口紅を薄く塗布してよく磨く
5 鉢の表面に苔を張る
などが化粧の一連の手順です
このように何時間もかけて準備して展示会に飾ってみると
ものすごく勉強になるんですね
というのは、一生懸命にやった人ほど反省点が客観的に見えてきて
ああすればもっとよかったのに!と思うものです
だから、その度に問題点が見出せて
進歩につながるんですね
当然トリクンも大きな収穫をゲットすることになるでしょうね
例の集中力と根気で何時間も頑張ったんですから
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