作り始めてからこの春で4年目に入った出猩々もみじ
その間にボディーは太って見違えるほどに逞しくなったのですが
節間が伸びやすいという性質に加え、仕立て鉢に入っているせいもあり
せっかくいい位置に吹いた芽も枝として使えないことが多く、なかなか苦労しています
それに正直なところ、最初のうちは欲目でいいところばっかり見えているんですが
4年も経つとアラも見えてきて、あれこれ考え過ぎも出てきます
そこで今年は、春一番の新芽は諦め
葉刈り以後の節間のつまった芽を使う作戦をたてました
まずはここらで一応の骨組みを作ってしまおうという魂胆です
雑木は改作が容易なので、気に入らなければまた改作すればいいんですから
以前の項を参考に
6/13 撮影
春一番の新芽は摘まず、伸しっぱなし
6/13 撮影
普通でいうと葉刈りの時期ですね
まるっきりの葉刈りではありませんが、切り込みを兼ねて葉も減らしました
この画像で見ると、出猩々の新芽の節間が長いのがおわかりですね
人気者の出猩々に名品が少ないのはこのせいなのです
6/23 撮影
フトコロから新芽が吹いてきましたね
これらの芽の中から、節間が短くてしかも元気のいい充実したもの、を枝として使う作戦です
どんなことをしても白線の内部で仕上げたいものです
白点のあたりの芽が動いて欲しいと思っているんですが、どうかな?
7/8 撮影
かなりの数の芽が動いて伸び始めました
葉が固まるのを待って、枝として使う芽と不要な芽とを取捨選択します
ところで、新芽にうどんこ病の出やすい梅雨時
その点に気をつけて培養します
ではこの次をお楽しみに
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