ゴロ土を一重半(ひとかさねはん)くらいの厚みに敷く
ゴロ土の粒の大きさは4ミリ~6ミリくらい
植え土をごく薄目に敷く(厚いと低い植付けが実現しません)
植え土の粒の大きさは2~4ミリくらい
ポイント1・みなさんは心配しますが、底に敷く土の量はごく少なくていいのですよ
なぜなら、盆栽は長い鉢内の生活に慣れていて、その上根(うわね)で生命を維持しています
底の根からは案外水を吸っていないんですよ
あれ、れ、れ、れッ、根っ子に打たれたこの釘はなんだ!?
先ほど植付けのシミレーションをしたときに、前後の針金を結ぶ位置が傾斜面のため
縛った針金がズレ落ちてしまうことが判明したので、ズレ防止用に急きょ打ち込まれた釘でした
ポイント2・初心者の植替え不成功の原因に、あんがいにこの根の結束が緩い場合が多く
その怖さを知っているベテラン愛好家は、さまざまな工夫をして独特の根の結束のテクニックを身につけています
盆栽の据え付け
一度据え付けたあとはグラグラ揺らしたり移動しないこと
ポイント3・もし移動する場合は、ゴロ土を敷く段階から再びやり直すこと
この段階の作業が今後数年間の、この黒松の生育に大きな影響があるのですから、そのくらいの慎重さは当たり前(重要)
ヤットコでしっかり固定
ペンチは先端が平たくごついので使いにくい
ポイント4・固定したあとでグラットもしないように結束する
こんな感じです
植え土を入れる
竹箸や竹棒での植え土の落ち着かせ方は
真柏の植替えの項1・2を参照してください
表面に化粧土を敷いて作業終了です
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