2009年2月20日金曜日

楓サイズの短縮2

前回で新しい芯を決め、枝の上部から徐々に剪定をしてきました
その手順にしたがい、常に全体のバランスを崩さないように気をつけながら剪定作業を続行します


上部の剪定が一段落したので、引き続き中間の枝に移ります


この段階ではまだ剪定が全体に及んでいません
各枝によって粗密があり、全体のバランスがとれていませんね


剪定が下枝にも及び、各枝の粗密のバランスも整い
作業が完了に近づいてきました


頭頂部のようす


枝の部分の拡大図


剪定が8割りがた完成した時点で、新しい鉢に植替えました

間口のサイズはピッタリ、奥行きもタップリ、ちょっと深い感じもしますが
改作後の培養面を考慮してこの鉢を選びました

ところで、剪定を完成させてから植替えた方がいいのでは?
という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょうね

このお答えは

盆栽とは、木と鉢が一体となって美しさを表現するものですから
鉢によって正面や幹の傾き角度、枝の長短などが微妙に変化してくることが多々あるのです

ですから、最後の仕上げは新しい鉢に移してからにするべきなのです
これはしっかり覚えておいて下さいね


後ろ姿

それでは

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