今日のフリースクールにご夫婦での新人さんの参加がありました
ご夫婦の場合、ふつう奥様はお供であることが多いのですが、このAさんの奥様はマジで盆栽に挑戦中でした
盆栽歴は約1年、持参した五葉松や長寿梅や真柏なごど5~6鉢を手入れ
その後で、私の手持ちの黒松を教材にして、芽切り(短葉法)のお勉強
初めての経験なので、おっかなびっくりやっている二人に先輩のKさんが
”先生の持ち物なので間違って切っちゃったって大丈夫、思い切ってやったほうがいいですよ”
と、これまたタイムリーで適切なアドバイス
これで気が楽になったのでしょう、二人の新人さんの手つきが急にはかどり始めました(笑)
それにしてもあまりにお若い様子なので、ガマンしきれなくなって年齢を聞いてみると(ご主人にです)
なんと30歳!
現在、市内からIさんという31歳の会員さんが参加していますが
記録がまたまた更新されたのです
ちなみに、私には36歳の長女と33歳の長男がおりますが
”こりゃあ、節酒節煙に努めてがんばりゃあ、孫の世代にも盆栽を教えることができるゾー”
と一瞬、途方もない欲に目がくらんだ私でした、ハイ
2008/07/20撮影
さて、ベテランKさんが愛培中の山もみじ双幹、今年の春に私と二人で植替え
芽摘みと葉切りがきっちりと励行され、樹勢が安定しています
若い木ならばともかく、枝先の繊細さや幹肌の時代感を求めたいこの段階になると
多肥多水を避けながら、芽摘みや葉切り後に二番芽が吹かない程度の管理が思想的です
足元の拡大図
根の張り方に変化があります
盆栽界では「根張りに動きがある」といいます
約1年半前の姿
今年の春に白点のあたりから芯を切り戻し、同時に付近も詰め込みました
この整枝の結果は、ことしの秋の落葉後に成果が見られるわけです、お楽しみに
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