2007年8月3日金曜日

けやき箒作りの裏技

鋭角の枝分かれと自然な広がりが魅力の箒作りですが
その基本を作り込むまでの裏技をご紹介しましょう

けやきを仕立てる人は、それぞれに秘密の裏技を持っていて
なかなか教えてくれませんので、各自工夫を試みる必要もありますね

さて


全体の姿はいいのですが、現状では脇枝がちょっと広がりすぎていますね
今の時点では、もう少し脇を鋭角にしめておきたいところです


チャレンジ18でご紹介した裏技
時々このように手の平で握って癖をつけてやる(案外に根気が要る)


↑の方法と併用して、針金をかけてみましょう
ニューム線の0.8mmを用います

下の部分はなるべく針金が幹に直接触れないようにします
すぐに傷跡がついちゃいますよ

絞りたい脇枝から上をおおまかなラセン状に巻く
この場合決して絞りすぎてはいけません


こんな感じですね

絞りすぎるとフトコロ芽が蒸れたり、枝に針金の痕がついたりしますから要注意
あくまでも、軽ーるく、軽ーるく

もう一つ大切なことは
一週間くらいで外すこと、いいですね

物足りなかったらその時点でもう一度かければいい
それも一週間くらいで外しますよ

では、実行してみてください
これであなたも、けやき箒作りの名人に一歩近づきました

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