2006年11月28日火曜日

楓の葉落ち姿

お気に入りの楓の、葉落ちの姿を早く見たいと思っていたのですが
今日までやっと我慢をしてきました

小葉性で美しく紅葉する姿も捨てがたかったからです

さて、ピンセットで軽く引っ張ると葉柄ごと簡単に取れるほどになりました(この時期が最適)
頭の方から徐々に葉を落としていきます

一年間の丹精の成果が見えてきますよ
さあ、枝先はどの程度になったかな



小枝の作柄は上々のようです
かなり枝が細かく分岐して密になってきています

フトコロ芽も充実しています
これも重要なポイントですよ



このあたりまでくると、それが一層はっきりしてきます
作柄は上々、間違いなし

ちなみに、この楓は葉刈りをしていません
芽摘みとマメな葉透かしだけで管理しました



作業終了

樹冠部はまだ未完成ですが、焦って急いではなりません
頭を作るのを急ぐと、枝の柔らかさとのバランスが取れなくなる恐れがあります

数年かけてジックリと樹冠を作りこんでいくのが正解です
ちなみに、↓の画像は二年前の姿

いかがですか?
小枝の出来ぐあいを比較してみてください



二年前の姿
現在の姿と比較してください



日本の山里の風景に見られる、雑木らしいやさしさをイメージして作り込むつもりです

力強い足元、素直な幹筋、きれいな枝分かれ、密な枝先
優美な姿は更なる可能性を秘めています

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