この時期は雑木の植替えシーズン真っ盛り
保護室の完備している愛好家は、2月中旬くらいから始めます
まず芽出しの早い、かりん、もみじ、楓、がまずみなどから手を付け始め
芽出しが比較的ゆっくりしたぶなやけやきは後回しです
この時期での植替えで肝心なことは、植替えの方法はもちろん当たり前のことですが
その後の置き場所と管理です
置き場所の基本的な条件は
1 直接の寒さ
2 乾燥した冷たい風
3 過度の暖房(温度と乾燥の両面)
この3つを避けること
1と2は当然として守られているのですが、案外と、3番目の暖房についてはうっかりしている方が多いようですよ
あまり温かいと芽出しが早すぎて伸び過ぎのもとだし、室出しのタイミングも難しくなります
また、植替え直後の乾燥は禁物です
この冬の寒さは例年になく厳しかったので、植替え後の特別室を作業小屋の中に作りました
小屋といっても一応エアコンがあるので、乾燥を防ぐためにビニールで密閉してあります
そして、霧吹きを常備しておき、気がついたときには何度でも葉水をやります
作業していないときはエアコンもついていないわけですから、そんな時は日に数回やれば充分
葉水は多い方がいいのですが
水やりは切らさない程度に、やや少なめにするのが高等技術
その方が根の活動にとって条件はいいのです(鉢内の温度が高めの方がいい)
お陰で盆栽たちも元気もりもり
霜焼けした黒松も居候してますね、この室の中で霜焼けもしっかり治りました
スチール製の4段の棚、四面はしっかりビニールで囲いました
小品とミニが合わせて100鉢以上収納されています
私の小さな特別室もすでに満タン
3月の中旬を過ぎての作業後は(関東標準)、屋外で風と霜を除けられれば充分
以後に植替えたものは屋外の室に収納します
では
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