上根と表土の処理の最終段階です
さて、楓の寄せ植えは互いの根張りが癒着し盤状に発達していくのが特徴であり
また最大の見どころのひとつでもあります
ですから、各個の幹の根張りを確認する
根張り全体のつながりや形のを計算して根をさばく、これが大切です
根張りの整理は
上からの形と数、強弱、それに表土からの深さ(上下)の3点を考慮に入れます
竹ヘラで指している根、これが基準
右隣の細い2本は基準の根より高い位置にありますから、外します
上方からお見せしましょう
左が基準の根で、摘んでいる根は盤の途中から出ていますね、これは切ります
全体の根でごつく強い根は見当たりません
これはうれしいことです
根と枝は連動しています
根がごつければ枝もごつくなるんです
ここまでの作業tがおよそ2時間あまり
ていねいにやりましょう
つづく
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