今となると話の持ち上がった発端と経過を正確には思い出せないのだが、宮本盆栽園の約半分にあたる作業場とビニールハウスと物置小屋(中規模住宅一軒分)の建っていた場所は、11月初旬から解体整理が始まるや、あれよあれよと云う間もなく娘一家の↓のような現代式住宅にとって代わられてしまった。
某ハウスメーカーによる娘一家の新宅。ほとんど完成間近です。左奥は我が宮本園。
敷地の半分を娘一家に占拠された私は、作業場なしの、盆栽棚はメチャクチャで物置は満タン状態の半年間で、スクールの生徒さんにもまるで「開店休講」。娘の工事が終了しないことには、新旧のイメージをうまく融合させることもできず、タダいたずらに徒労の繰り返しで日を送る他はなかった。
完成が近づいて敷地全体のイメージがはっきりしてきたので、やっとのことで動き出した私。二世帯住宅ではなく同じ敷地内に2軒の家を建て、おまけに盆栽置き場や作業場まで確保するつもりなので、ない知恵を絞ってまさに真剣。まづは単管パイプで骨格を作り、垂木で肉づけをした小規模な小屋の建築に取り掛かる。右が旧のわが家で左が新しい娘の家。新旧の路地のような空間を利用。敷地の狭くなった分だけ、有効利用と整理整頓が必要になってきた。ああ、しんど!
屋根は波板トタンのつもり。高所恐怖症の私にとっては、屋根葺き作業が一番の難所のようです。
垂木の組み合わせは縦横とも細かめにやっておいた。屋根を葺く場合もこの方が安全です。
初歩的な単管パイプ作業は思っていたよりも簡単だった。
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