二年生から手がけた3本のけやき実生苗の1本が14年目を迎えました。ずっとその成長の軌跡を追った記録も残っているので、今となると、とても貴重なものとなりました。この盆栽徒然草のラベル「けやき」から検索していただければ、このけやきのホンのご幼少のころの姿をにもお目にかかることができますよ。
昨年はやや肥料が少なすぎて、今年の新芽の葉色でもわかるように、樹勢がやや弱くて痩せ気味です。かといって急激に肥料を強くすると一部分に勢いが集中し過ぎて、枝がゴツクなるといけません。
ここは無理をせずに薄い水肥を少しずつやって、じょじょに各枝先に元気をつけていきます。
決して焦ってはいけません。
痩せたための培養効果もあるんです。ご覧のように葉は均一に締まって枝先は品よくまとまっています。液肥はハイポネックス(2000~1000倍液)を週に1回くらい施肥。
あと一週間ほどで芽摘みの時期に入るでしょう。葉が固まりきらないうちに始めましょう。
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