2019年4月13日土曜日

舞姫もみじの春

季節によって植物たちはその雰囲気を変えてきます。盆栽に仕立てられている主な樹種でも、春夏秋冬によってその装いはかなりの相違があります。特に落葉を伴う雑木類は、春の芽だし、若葉の候、夏の深緑の季節と姿を変えながら、やがて秋の紅葉を迎えればもっとも華やかな錦に衣替えとなります。さらに盆栽人の中では、その後にやって来る落葉の寂しげな季節を好む人々がもっとも多いのも事実でしょうね。

まあ、季節季節の魅力についての前置きはこのくらいにして、本題に入ります。桜も満開を過ぎて春半ばいい季節となりました。舞姫もみじの小さな形のいい葉が展開してじつに可愛い雰囲気です。何鉢か異なった雰囲気の鉢をご紹介して。若葉見物をしてみましょう!それにしても葉の形や色艶の美しいことこの上ない舞姫ですね。

舞姫三幹 六角の鉢が似合ったやさしい雰囲気です。新芽の柔らかな色彩と小さな葉がじつにきれいです。全体に細幹ながら長短強弱の微妙なバランスが配慮されています。

舞姫双幹 自然な感じの双幹(そうかん)樹形です。全体の輪郭は自然な円みを帯びて作ればいいでしょう。芽の柔らかなうちにハサミを使わずにピンセットの先で枝先を摘んで輪郭を整えます。

舞姫筏吹き このような樹形を筏吹きと呼びます。左の主幹と右の子幹の群れとのバランスを取りながら、左右の動きにも気を使って全体をまとめましょう。

舞姫株立ち 株立ちといえどやはり中心になる主幹が肝心です。あまり大きくしないようにマメに芽摘みを繰り返して形を整えます。

舞姫株立ち 取木ならではの樹形。主幹と複数の子幹の大小の対比がおもしろい。将来もこの対比をしっかりと意識した木作りをしましょう。

舞姫単幹 いわゆる腰が低く足元の張った力強い単幹。数センチの超ミニサイズは枝順が難しいが、うまくいった場合の喜びはこの上ないものになります。

以上、これらの舞姫ミニは盆栽屋.comのヤフーショッピングに掲載のされている作品からの抜粋です。

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