一年間しっかりと肥培した素材(三年目)
まだ骨格が完全には出来上がっていませんが
春の新芽が展開してきて何とかもみじ盆栽の雰囲気が出てきました
五本立の株ですが、春先に小さな化粧鉢へ移す時に
右外側の主幹の節間が長いので、一度追い込んで作り直すことにしました
右外側の主幹は立ち上がりから一節残してバッサリと切っておきました
現在そこから数本の不定芽が伸びているので、入梅前には将来使う芽も決まると思います
それにしても舞姫もみじの葉は細かくて切れも深く
おまけに赤芽で色鮮やかですね
新芽が展開する前の写真
もみじは完成度が増すと寒樹の姿が好まれますが
小枝のさびしい未完成の段階では葉があったほうが見られますね
以上、取り木をかけてから三年目(まるまるでは2年間)で
基礎が固まってきて何とか鑑賞できるようになりました
ここまで来ればしめたもの
後は焦らずゆっくりと持ち込めば年ごとに成長間違いなしですね
さて、次は舞姫の挿し木の中間報告です
右の大きめの4鉢は3/10に挿したもの
左側のやや小さめの1鉢はスクールの生徒さんが3/20にやったもの
今までに特に心がけたポイント
1 10日ほど前から、ビニールハウスの中でも入口に近く
しかも、直射日光が数時間当たる場所に移動しました
2 挿し木作業をした時と、その後は10日間隔で消毒(トップジン乳剤)をしています
3 葉水はほとんどやらず、鉢の水も過湿にならない程度にしかやりません
灌水は数日に一回くらい、表面がやや乾き加減になってからやるようにしています
挿し木後約30日ほどが経過しても、黒く変色(腐食)した挿し穂は見当たりません
好調!好調!
ほとんどの挿し穂の芽が動き始めていて
ご覧のように2割りほどは早くも葉が展開し始めていますね
続く
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