針金かけや剪定の整姿(せいし)作業に比べてははるかに地味ですが
その重要さにおいてはまさに肩を並べるのが芽摘みの技術です
過去の参照記事がありますから是非ご覧ください
2009/04//09 2009/04/30
安部性もみじ
桜開花前線の例から見ても細長い日本列島では、九州と北海道では芽出しの時期は
おそらく一ヵ月以上の時間差があるでしょうが
そこで関東中心でお話を進めるとすると
近頃の芽の進みかたはおおよそ↑の画像くらいで、まさに今は芽摘みの最適期です
ちなみに、このようにピンセットで軽く摘まめるくらいに柔らかいうちにやりましょう
芽の先端の節間(せっかん)が伸び切らないうちがいいですね
輪郭線から飛び出した徒長芽を軽く摘んだところ
この程度でも芽先の制御になって徒長が防げ、各枝の強弱のバランスがよくなります
舞姫もみじ
舞姫もみじの芽がいっせいに吹きだしてきました
2節3節と見る見る伸びてきますが、ハサミで剪定するのは早すぎるし
ほっておいては徒長しすぎてしまいます
そこで木の勢いを制御するために、全体的に芽の先だけ摘んでやります
このように徒長を防ぐためにも必要な作業が芽摘みです
ハサミやピンセット使わなくとも柔らかい芽は指先や爪の先で摘み取れます
全体の輪郭線を保つための芽摘み終了
舞姫もみじの株立
美しい芽出しの美しい葉を鑑賞するために
全体の輪郭を整えるように芽摘みをしました
それではみなさん、がんばって!
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